なすがままに

あくせく生きるのはもう沢山、何があってもゆっくり時の流れに身をまかせ、なすがままに生きよう。

日本語の未来

2005-08-06 17:04:54 | 昭和
僕の隣の家には中学3年生の女の子がいる。昨夜、窓を開けていたら、携帯電話で話す声がよく聞こえる、母親に似て話し声が大きく、しかも金きり声である。隣も窓を開けているので特に話し声がこちらに届いてくる。
その話の内容を記してみよう。
 「わーマジ!」「超 むかつくね」 「うそー やばいよ」「えー 本当?」
電話は長々と30分以上続いた、その子の受け答えする言葉は上の単語の繰り返しだけである。何を話しているのか検討もつかない。日本語の会話ではない、メールで顔文字を添付するような内容の会話である。そういえば、テレビのバラエテイ番組でタレント女性が使っているような笑いと取るためのテレビ言葉を思い出した。僕はいい加減頭に来て窓を閉めてエアコンのSWを入れた、やっと静かになった。日本の国語教育はどうなっているのだろう。携帯メールの文字打ちで日本語が崩壊して行くような気がした。今の子供たちは文章の読解力や表現力が著しく衰えているという。その原因は本を読まなくなった事に尽きる。新聞など読んだ事がない学生もいると言う。このままでは日本語の未来が危ない。「わーマジ!超 やばいよ!」