なすがままに

あくせく生きるのはもう沢山、何があってもゆっくり時の流れに身をまかせ、なすがままに生きよう。

網戸張替え

2005-06-22 15:39:03 | 昭和
昨日網戸のアミが枠だけ残して風で庭に飛んでいた。自然劣化によりゴムの部分が硬化して落ちたのである。その部分の網戸は家を建ててから一度も替えた事がない。他の部屋の網戸は3年前に業者に頼んで張り替えたのでまだ大丈夫だ。さて、その一枚の網戸のために業者に来てもらうのは気が引ける。僕は自分で出来やしないかと近所のホームセンターに出かけた。網戸コーナーは季節がら店の一番いい場所に置かれていた。そこには網戸の張替え方がイラスト入りで大きなパネルに書かれていた。なるほどこれなら自分でも出来る、そして、網とローラーとゴムを買って家に帰った。そして、古い網戸をきれいに掃除して、説明書どおりアミをのせてローラーで押し込むのだがすぐにゴムが外れる、何回やっても同じだ。おかしいなどこが違うのかと思って説明書を読むとゴムのサイズを間違って買ったのだった。5.5ミリサイズを3.5ミリと間違って買って帰ったのである。開封しているのでもちろん返品は出来ない、今度は5.5ミリサイズを確認して再び網張りに挑戦した。今度は気持ちよくアミが張れた、しかし、アミはピンと張らずに所々ぶよぶよになって気持ち悪い。クリップではさんでアミをピンとさせ溝に埋めていくとうまくいくと分かった。するとアミはプロとかわらない仕上がりになった。ピンとはった網戸を何度も手でなでた。時間はかかったがやれば自分でも出来るのだ。そして、網戸をガラスにセットした。外の空気がおいしく思えるほど気持ちがいい。今日張り替えた網戸のアミは「中からは外がよく見え、外からは部屋が見えにくい」と書いていた、実際にその通りで部屋から見ると網が見えずガラスを通して外を見ているようだ、そして、外からはアミが光を反射して部屋の中は殆ど見えない。値段は高かったが10年近く使うものである、決して高くはない。久しぶりにDIYをした、たまにはいいものだと思った、やはり、自分でやれば安いし自分で出来たという満足感がある。家内いわく「半端職人のあんたがようできたね」だと。