現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

「オーラ」を出す、出さない

2012-06-01 12:08:43 | 虚無僧日記
「オーラ」って、科学的には“存在物質”を
解き明かされていませんが、多くの人が共通
して感じるようです。

NHK大河ドラマ『平清盛』で「清盛」役の
「松山ケンイチ」。主役は 他に抜きん出た
オーラを出さねばならないのに、他の役者に
埋もれてしまっていて、視聴率の低迷につながって
いるようです。

「2010年 SMAPコンサートツアー」の中で、
スクリーンに映し出された3人の“園児”たちの
会話「中居くん、オーラ出てなかったね」と
いうのが 大爆笑でした。

「マイケル・ジャクソン」の大ファンという中居君が、
マイケルを偲んで歌ったコーナーでしたから、
トーンを落として歌っていたのは当然ですが、
それを TVを見ている子供の感覚で「オーラ
出てなかったね」と、あえて言わせたところが
大ウケ。こういう演出には 感心させられます。

そして ふだんは「目ヂカラ」と「オーラ」を
振りまいている「中居くん」が、『ATARU』では、
「目ヂカラ」も「オーラ」も消しながらも“存在感”を
失わないという難しい演技に挑戦しています。


オーケストラでも、「ソリスト」は他の奏者を
凌(しの)ぐ オーラを出します。逆にバックの
オーケストラ群は、ソリストを引き立てるよう、
オーラを消しています。それより なにより、
指揮者のオーラに 私は注目します。オーケストラ
全体のオーラを引き出すも出さぬも 指揮者の
オーラですから。

“棒 振れど踊らず”の哀れな指揮者もおれば、
登場してくるだけで 割れんばかりの拍手を
得る指揮者。この「オーラ」の差は何なのか、
いつも考えさせられます。



「尺八と一休語りの虚無僧一路」のホームページも見てください


2011.1.14「夜の名古屋駅 虚無僧


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1 コメント

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こんにちは (宴乃桜)
2012-06-01 13:46:53
心理学の専門家でもない私がおこがましいのですが…。
お箏三弦教室を33年しておりますが、これまでに2人、舞台上で強いオーラを発する門人がおりました。まだ小中学生なのに、幕が開いてその子の姿が見えただけで客席は静まり返り、緊張が走りました。年に合わない実力と威圧感存在感がありました。
客席は、本人の(練習の)苦労が見えるようだ、かなわない、と言いました。
路線は違いますが、結婚直前の女性のオーラは強烈です。
オーラとは、精神力の強い人や精神状態で強弱があるのでは、と思っています。またそれをコントロール出来るとは、さすが中居さんほどの一流芸能人ならではですね。

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