最近のお笑いは、私にはサッパリ解からない。
笑えないのだ。時代感覚のズレに愕然とする。
「虚無僧が来る店は混むそうです」
「この店も混んどる。トリは『コンドルは飛んでいく』です」
「昼付けててもケサ(今朝=袈裟)つけた」
なんてオヤジギャグでは、もう“寒う”とも云われなくなった。
吉元興行の部長の話。「芸人にも“賞味期限・消費期限”が
ある。いつまでも同じネタの芸人は、捨てられる」と。
新しいネタを考えるのに“産みの苦しみ”。
綾小路公麿も最近見なくなったが「消費期限の切れた夫と
賞味期限のきれた妻」。云い得て妙だ。