現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

「こむそう部屋」⑮⑯「屏風の虎」は明治になって作られた

2022-01-10 23:39:40 | 虚無僧日記

 

こそう部屋⑮ 1月9日 いっきゅうの日? 一休話「屛風の虎」は明治になって作られた。

将軍様が、一休を呼んでとんち比べ。「この屏風に書かれた虎。夜な夜なここから脱け出して、困っておる。なんとか捕まえてくれ」。さて一休は? 「捕...

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将軍様が、一休を呼んでとんち比べ。「この屏風に書かれた虎。夜な夜なここから脱け出して、困っておる。なんとか捕まえてくれ」。さて一休は? 「捕まえてあげますから、絵から追い出してください」と云ったとか。 なんか変。私だったら、「虎の絵」ですから「とらえ」。はい「捕らえました」でチョン。 さて、このような一休の話は、実は江戸時代から明治、大正、昭和にかけて次々と作られたのです。 「屏風の虎」の話は明治になって作られたものです。将軍様を虚仮にするような話、江戸時代だったら打ち首ものです。徳川幕府が滅び、明治になって将軍様を虚仮にするような話が作られたというわけです。