現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

閣下が「大和精神」について熱く語ります

2013-05-03 18:33:44 | 地球人類の問題


総統閣下が大和精神について私たちに語りたいようです

日本人の「和の心」とは、自分の個性を控えめに
することで、全体を丸く収めて、互いに関わり
あっていくと考えられている。

しかし、これは「消極的な和」であって、和の
本義ではない。

「大きく和すること」。すなわち「大和心」。
これこそが「和」の真髄である。

「大きく和する」とは、一人ひとりが まず
自らの個性を最大限に発揮して、自立すること
なのである。

(これは福沢諭吉の「独立自尊」にも通じる)

決して、自分を小さく抑え、自分の存在を
押し殺すものでは、断固としてないのである!

自然界のすべての存在は、自らの個性を最大限に
アッピールしているにもかかわらず、見事に調和
している。

日本人の祖先たちは、大自然や宇宙の摂理から
この「大和の精神」を学んできた。
日本が生んだこの「大和の精神」は、ひとつの
民族や宗教のためだけではなく、世界に指し示す
べき普遍性を持っている思想ではないだろうか。

戦争で何でも解決しようという野蛮な文化ではなく、
平和の中で、どのように生きるのが適切かを
真に体現化したのが日本文化なのである。

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すげぇぇぇぇぇ。チャップリンの『独裁者』は
ヒットラーに擬して、愛と平和について大演説を
ぶった。この映像はヒットラーのあのカリスマ性を
そのまま借りて、投稿者が自分の主張を訴えている。

絶妙の演説のテクニックと度迫力に圧倒され、
洗脳される。

4月の雪

2013-05-03 09:14:20 | 虚無僧日記
寒迎?雪と桜競演 4月下旬の積雪 仙台で66年ぶり(河北新報) - goo ニュース

四月の雪』という映画がありました。2005年 韓国映画。
不倫中の男女が交通事故に遭い、それぞれの連れ合いが
病院の待合室で顔を合わせているうちに“できちゃう”と
いう、それだけのストーリー。なにせ男役は「ヨン様」。
その裸のベッドシーンが観られるというので、300万人が
映画館に押し寄せ、韓国映画史上最大のヒットとなったとか。

正直言って 私には、たいくつな つまらない映画でした。

映画を観ながら、ずっと「4月に雪は降るのか」と
考えていましたな。

「桜田門外の変」は、安政7年3月3日。桃の節句に
季節はずれの大雪でしたが、新暦に直すと1860年の
3月24日。まだ4月にはなっていなかったようです。

今年4月21日、東北地方では平野部でも積雪。
米沢12センチ、会津若松6センチ、福島3センチ。
仙台で1センチでしたが、4月下旬としては、昭和22年
(1947)の4月23日以来66年ぶりとか。

終戦後、昭和20年代の冬は、今より8度以上も寒かった。
私の子供の頃は、東京でも毎年冬には雪が積もり、庭に
雪を積み上げてスロープを作り、スキーに興じたものでした。
暖房は、居間に火鉢一つでしたな。それでも平気だった
のです。

そんなことを言うようになったら、もうおしまいかな。
古い奴でござんす。

毎日、虚無僧に出たくとも、雨と風に弱い虚無僧です。
ただいま休業中。明日は犬山、5日は名古屋城です。
暖かくなってぇぇぇ。



4月28日は「主権回復の日」「失われた日」どっち?

2013-05-03 02:33:39 | 社会問題
昭和27年4月28日サンフランシスコ講和条約が発効し、
日本は 約7年に及ぶ占領から解放され、主権(独立)を
回復した。

昭和天皇は、この日を迎え、

「風さゆる み冬は過ぎて 待ちに待ちし 八重桜咲く 春 となりけり」

と詠まれた。


この4月28日を「主権回復記念日」として祝い広めていきましょうと、
安倍総理は「天皇皇后両陛下」をお迎えして、憲政記念館で式典を
開催された。はて、寝耳に水の私でした。

翌日の新聞を見れば、一面を半分にし切って、
右側が「4・28 主権回復の日 政府記念式典」
左側が、それに抗議する「屈辱の日」沖縄大会

その沖縄を批判するネット右翼の台頭に、沖縄県民も
たじろぎを見せているようです。今までは「基地も
オスプレイも何でも反対」が正論として通っていたのが、
その沖縄のデモに 牙を向けはじめました。

さてさて、“敵はどこに”です。


隠された真実 GHQ占領政策」から

日本占領政策はの「基本原則」は3R。「重点的施策」は5D、
そして「補助政策」は3Sから成っていた。

[3R=基本原則]

1復讐(Revenge)
2改組(Reform)
3復活(Revive)

[5D=重点的施策]

1武装解除(Disarmament)
2軍国主義の排除(Demilitarization)
3工業生産力の破壊(Deindustrialization)
4中心勢力の解体(Decentralization)
5民主化(Democratization)

[3S=補助政策]

1スポーツの奨励(Sports)
2セックスの解放(Sex)
3映画の奨励(Screen)

7年の占領期間中に 米兵に殺された者2,536人、
傷害を負った者が3,012人。

米兵が日本人女性を襲った事件は 2万件もあった。
強姦の際には日本の警察官が民家に手引きし、
見張り役をしていたこともあったとか。

まさに知られざる真実。屈辱の7年であった。
それが、沖縄では現在も続いているのだ。

「天皇陛下バンザイ」に戸惑い?

2013-05-03 01:47:04 | 社会問題
4月28日「主権回復・国際社会復帰を記念する式典」で、
「天皇陛下バンザイ」の声が上がり、大勢が呼応して、
万歳三唱を行ったとか。「毎日新聞」だけが「突然の
『万歳』に苦慮」 の見出しで、政府関係者も予期して
いなかった“ハプニング”として、大きく報じた。

テレビでも「想定外の万歳三唱 戸惑う出席者も」
「記念式典でハプニング」といった扱いだったが、
「朝日新聞」は、万歳が発生したと淡々と紹介。
サンケイは「万歳の写真のみ大きく一面に載せ、記事には
無し。読売は一切触れなかった。各紙、戸惑い、微妙な
扱いとなったようだ。

『天皇陛下万歳』で検索するとYou-Tubeにさまざまな
映像がアップされている。「バンザイ」を叫んで散って
いった特攻隊や、硫黄島、サイパンの玉砕、沖縄戦の
映像には涙があふれる。「散りゆく“美学”」を感じる。

昭和22年12月7日、昭和天皇が広島へ巡幸された時の
カラー映像は、原爆ドームを背に大勢の国民が集まり
「万歳三唱」をしている。 国民の自然な行動で、その
盛り上がりはさすが すごい。


近年、正月2日や、天皇誕生日の「一般参賀」は、年々
参賀者が増加しているという。今年は7万人とか。若い男女、
子連れも多い。「天皇陛下バンザイ」の声は ほんの一部の
人が各自でめいめい叫んでいる。個人の思いの発露で、
それなりに美しい。

平成22年 1月18日「第174通常国会招集」で、天皇陛下が
議事堂に向かわれた時、国会前で 大勢の国民が
「天皇陛下万歳」の横断幕を掲げ、「日の丸」の旗を
振って出迎えた。これは「前代未聞」のこととして
アップされていた。

それが最近、すさまじい展開をみせている。

最近の「天皇陛下万歳」は、ネット右翼の
扇動に呼応した若い男女で、怖さを感じる

靖国神社大鳥居前にて「海ゆかば」斉唱と万歳三唱11.8.15

ひと昔前は、「デモ」といえば左翼だったが、今や右翼に
圧倒されて、左翼のデモは萎縮している。

今や戦争体験者も少なくなり、「戦争反対」の歯止めが
きかなくなってきた怖さを感じる。

ついでに、ゲームソフトで「天皇陛下万歳」なるものがあった。
3D映像で「バンザイ」と叫びながら日本兵が突進してくる。
それを銃を連射して撃ち殺すのだ。ムムム、日本兵を撃ち殺す
ゲームソフトを製作した人、販売会社って、どういう人種だろう。
過激右翼への反対派の腹いせか?不快きわまりない。