現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

5/19 「桶狭間」の日

2013-05-16 21:24:19 | 虚無僧日記
5月19日は 永禄3年(1560)、織田信長が今川義元の
大軍を破った「桶狭間の合戦」があった日です。

午後5時から、鳴海の「中島砦跡」隣りの「近清商店」内の
特設会場でイベントがあり、 琵琶の「糸井藍水」さん、
鳴物の「林鈴花」、そして「一路会会員」が 出演します。

鳴海の「中島砦」は、織田信長が桶狭間への決断を下した
場所であり、「信長出世の地」として、鳴海の“町起こし”に
しようと、毎年 近藤親典さんが中心になって企画されて
いるものです。


「桶狭間の合戦」は、「信長が 激しい雷雨の中、太子が根の
山頂から、窪地で休息していた義元を襲った」というのが
定説ですが、最近、この「奇襲説」は 否定されているよう
です。

「桶狭間の真相(真実)」で検索すると、実に様々な説が
浮上してきています。

今川方は、国人(在地豪族)の集合隊で、結束力が弱く、
勝ち戦さに慢心して、兵は近郷の村々に略奪に出払って
いた。

一方の信長は、馬廻衆 500騎という専従の騎馬隊を養成
していた。つまり、信長は近代的な軍隊をいち早く組織した
人で、兵力的には、信長の方が優勢だったとも。

信長は また、蜂須賀小六や簗田正綱を使って、義元の
居場所を正確に掴んでおり、そうした情報戦にも長けて
いたので、信長は勝つべくして勝ったというのです。


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