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現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

「金持ちになる男、貧乏になる男」

2012-12-02 22:37:11 | 地球人類の問題
“断シャリ”でどんどん捨てたいものが書物。
古い本は古本屋でも引き取ってくれません。
このブログに要点だけ書き残して、廃棄する
ことにしました。まずは、

スティーブ・シーボルト著『金持ちになる男、
貧乏になる男』(サンマーク出版)。

「貧乏になる男は“古き良き時代”に固執し、
金持ちになる男は“現在に生きて、明るい未来”を
夢見る」。

「貧乏になる男は 目標と期日を“あいまい”にし、
金持ちになる男は 目標と期日を“明確”にする」。

「貧乏になる男は 誰かに“救出される”のを待ち、
金持ちになる男は 自分で“道を切り開く”」。

「貧乏になる男は “自分には才能がない”と考え、
金持ちになる男は“考え方が成否を分ける”と考える」。

と、100項目も続く。以下「金持ちになる男は・・・」
だけを列記すると

・「人脈を作って成功者になる」
・「夢を追い求める」
・「人一倍の努力をする」
・「努力を楽しむ」
・「財産を築いて社会に貢献することを夢みる」
・「大好きなことをしてお金を稼ぐ」
・「金持ちにふさわしい人物になろうと考える」

ふむふむ、イチイチごもっとも。お金に執着心の無い
私。“古き良き時代に固執し”、将来に“目標も期日も無く”、
“自分には才能が無い”と思い、“誰かに救出されるのを
待つ”。これでは「貧乏になること」間違いなし。

わかっちゃいるけど、どうしたら金持ちになれるのか、
もっと具体的に教えてよ~。そうか、こんな類の本でも
一儲けできるのか。

著者の「シーボルト」という名前に魅かれて買った本でした。
アメリカの経営コンサルタントで、“収入では、世界の講演者の
上位1パーセントにはいる”とか。1,500円投資した私は
ますます貧乏になりました。バカでした。)




:現代邦楽の終焉

2012-12-02 21:13:42 | 筝尺八演奏家
12/2 「ウイルあいち」での「平塚芳朗」氏コンサート、
私の演奏は3曲。無事演奏終了しました。平塚氏は、
尺八だけでなく、箏の演奏も卓抜しており、作曲もされる。
演奏はすべて自身のオリジナル曲。その才能はすばらしい。
門下生を率いての海外公演は166回に及ぶ。

曲も演奏もすばらしいのだが、800席のホールで
客の入りは2~3割程度。来ていただた方は、どなたも
感動してくださったのだが、「箏、尺八」では、
なかなか集客できない。日本人には好まれない。だから、
毎年、海外で公演するとは 淋しいことだ。

現代社会に受け入れられるには 何が足りないのか、
これ以上、何が必要なのだろうか。

明日からは、老人ホームへの出前演奏が4件。“年寄り”
にしか聞いてもらえないなんて、嘆かわしや。

ドナルド・キーンと三島由紀夫

2012-12-02 08:09:43 | 心の問題
日本人以上に日本通の日本文学者「ドナルド・キーン」氏。
このほど日本国籍を取得された。今朝(12/2)の中日新聞、
一面に『東京下町日記』として寄稿されている。

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「三島由紀夫」と親交があり、三島由紀夫が ある時から
手紙の宛名に「怒鳴門鬼韻 様」と当て字で書いてきた。
そこで 仕返しに「魅死魔幽鬼夫 様」と書いてやった。

三島由紀夫が自決した1970年11月25日の翌日の消印で
手紙が届いた。そこには「小生たうとう名前どほり、
魅死魔幽鬼夫になりました」と書かれていたという。

三島由紀夫は、日本を憂いながら、多くの日本人、そして
自衛隊からも袖にされたが、三島の唯一無二の理解者が
当時アメリカ人のドナルド・キーン氏だったとは、
皮肉なことでした。

ドナルド・キーン氏は、日本国籍を取得して、「鬼怒鳴門
(キーン・ドナルド)と記名しているそうな。


私は以前から、「ディズニーランド」は「ねずみランド」。
「ミッキー・マウス」は「マッキー(私のあだ名)申す」
「ドナルド・ダック」は「怒なると脱苦」と勝手に思って
ました。「ストレスは大声を出して怒鳴ることで、
苦から脱する」とでもいいましょうか。はい。