現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

「命をつなぐ」臓器移植

2012-06-16 11:53:36 | 地球人類の問題
「命つなぐ」チーム集結 6歳未満脳死 移植病院も緊迫(産経新聞) - goo ニュース

脳死判定を受けた6歳未満の男児の臓器が、何人かの
子供達に移植されました。
これまでは、6歳未満の子供の臓器移植は、外国に
行って行うしかありませんでした。

以前、ドキュメンタリー番組で見ました。

「それって、同じくらいの年齢の子供が死ぬことを
心待ちにして待つということ!?」。

「中国や東南アジアでは、孤児たちが さらわれ、
秘かに臓器として売られているってホント?!」。

ドナーが現れるまでの 滞在費用もバカになりません。
2億くらいかかります。そのために“善意”の人の
募金を集める。

「そこまでして、自分の子を救いたいのか、その子に、
それだけの価値があるのか」と、陰で非難する声も
ありました。

そうした批判は「法改正」で 解決されたようです。

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【日野原 重明 先生の 言葉】

《自分の命がなくなるということは、自分の命を
他の人の命の中に残していくことである。
自分に与えられた命を、より大きな命の中に
溶け込ませるために 生きていくことこそ
私たちが生きる究極の目的であり、永遠の命に
つながることだと思う》。
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私も死んだら、全部の臓器を提供してもいいのですが、
老人の臓器は使い物になりませんか? 

医学生の解剖実習用に「献体」というのもありますが、
今は、どこも冷凍庫が満杯で、引き取ってくれる大学は
無いそうです。(ホームレスや孤独死、引き取り手の無い
死者が3万人ですから)


日野原重明先生「100歳の証し」

2012-06-16 09:33:02 | 地球人類の問題
今年10月4日で100歳を迎えられる聖路加病院理事長の
「日野原 重明」先生。まだまだ現役、年間150件もの
講演をこなされるというのですから、驚きです。
先日も名古屋に来られました。全国から引っ張り凧で、
10年先まで講演依頼が入っているとか。

講演に行くと、大抵、演壇の上に水差しとコップが
用意されていますが、日野原先生は 一切使わない
とのこと。マイクを持って舞台を右から左へと動き周り、
お客さんと対話する。

前列の笑顔の女性に「あなたの笑顔すてきですね」と
声を掛ける。こうして聞き手の心にはいる。

「最初の5分が勝負」。その5分の間に、 年齢層や
男女の割合を見て、スマートでユーモアに富む言葉
がけで、聴衆との距離を縮める。

「上手な言葉の使い方と笑顔が、話し方上手のコツ
であり、ひいては生き方上手のコツでもあります」と。

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【日野原先生の語録】

自分のためにでなく、人のために生きようとするとき、
その人は、もはや孤独ではない。

なんと言っても、人が人に与える最高のものは、心である。

他者のための「思い」と「行動」に費やした時間、
人とともにどれだけの時間を 分けあったかによって、
真の人間としての証がなされる。



一生百姓、一日百笑、

2012-06-16 03:56:05 | 虚無僧日記
「ぎん」さんの五女「美根代」さんは、60歳で運転免許を
取り、以来30年、無事故無違反。89歳になった今も、
90代の姉3人を乗せて、毎月、知多半島の霊場巡りなどに
出かけているとのこと。すごいことです。

年をとっても元気の秘訣は、積極的に外に出ることで
脳を刺激し、活性化させること。

適度の運動と、それに見合った食事。意外にも「ぎん」さん
は“肉”が大好きだったとか。海草、魚、野菜も多く食べて
いたが、「年をとったら“肉”も 食べな、あかん」と、
毎日“肉”を食べていたそうです。

もちろん「食べ過ぎはいかん、“腹八分”」。栄養バランスが
良いということでしょうか。そして「緑茶」をよく飲む。
4人集って、おしゃべりしながら「緑茶」を飲む。

そして「いやなことは、腹にためない。パパパーッと
しゃべって、大笑い、一日百回 笑うこと」だそうです。

四姉妹の写真は、若い時の写真も 今も、どれも 大笑い
している写真ばかり。「うちら一生百姓だったけど、一日
百笑や」。すばらしい!

「ぎんさんの四姉妹の生き方から“100歳まで生きるヒント”
をつかみとってください」という記者のコメントに、長女の
「年子」さん、

「えっ!?百歳?、そしたら わし 後2年しか無いがや」
そして大笑い。

「百歳からが老後、このまま 120歳まで いきそうや」。