現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

父の墓参を済まして帰着

2011-05-04 16:18:50 | わが家のこと
5月1日から東京に行き、本日 無事 帰着。
東京は節電で、駅も電車の車内も電気を半減し、
うす暗かったが、「これでいいのだぁ」と思う。

2日、母と妹と3人で 父の墓参り。千葉の
房総半島の真ん中の長南町。片道3時間。
「なんで こんな遠いところに買ったのか」との
思いも湧くが、行きは、アクアラインを通って
東京湾の真ん中の「海ほたる」で一服。東京方面も
千葉方面も霞んで見えず、東京湾は思っていた
以上に広かった。

幕末、会津藩は、千葉の富津と神奈川の三浦三崎、
そして品川の第二台場を 警備していた。ペリーの
来航時、手漕ぎの舟で取り囲み、行く手を阻止した
のは、会津藩だったが、この広い海で、よくぞ、
ペリーの 黒船に近づけたものと感心する。

墓参りを済ませて、山武郡山室町の「山室城跡」と、
芝山町の「飯櫃城跡」に廻ってみた。母方の先祖の
地とおぼしき城跡だ。山林と畑地になってはいるが、
城跡の遺構も残り、碑も立てられていた。

父の墓所からは 4、50キロ 北東だったが、父が
千葉に墓を求めたのも、先祖の因縁かと感じる。