しげるの自遊学

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テレビ放送について思うこと

2005-08-23 20:18:48 | Weblog
 98歳の母は以前は結構テレビを見ていたようです。テレビは食べる番組、歌を唄う番組、踊りの番組ばっかりだと嘆いていたようです。戦争中の深刻な物不足、食べ物不足を経験しているので、うまいものをこれ見よがしに食べてみせる番組は好きではなかったようです。最近はどうでしょうか?

 テレビは顔を見せねばならないから、アナウンサーも大変でしょうね。ラジオなら聞き流してしまうことも、テレビですとアナウンサーの喋る一語々々がものすごく気になります。これ顔が見えるせいかもしれません。言葉使いの誤り、アクセントの間違いなどについても聞き耳を立てることになります。

 3、4日前の民放(どこの局かは忘れました)で女子アナが「松田聖子の台湾公演」について喋っていました。「聖子ちゃんが北京語で挨拶しました。北京語で歌も歌いました」「北京語で・・・」なんで、北京語、北京語と連呼するのか、とても奇異な感じがしました。何故、普通に中国語で、と云わないのでしょうね。ほんと不思議でした。

 私も特別詳しいわけではありませんが、中国(大陸)では、大雑把に云って、北京語、上海語、広東語があります。(勿論ほかにもいろいろあります)そして北京語が標準語になりました。台湾で使われているのも標準語ですから、普通に「中国語で・・・」と云うのが普通ではないですか?それを、「北京語、北京語」と何度も連呼されるので、なんでと思ったのです。なにか特別な意味でもあったのでしょうか?

 テレビのおかげで、ホリエモン氏もすっかり顔が売れたようです。自民の武部幹事長は「堀江君」だとか、「青年」だとかいう言葉を使っていました。「青年」という言葉を聞いた感じでは、「若造」とかそんなニュアンスに聞こえ、どうも一人前の人間として扱っていないのかなぁーなどと思ってしまいました。