しげるの自遊学

自由に遊び、自由に学んで生涯現役。
ソプラノの森岡紘子さんを一人のファン
として応援しています。

夏祭りの可愛いお神輿

2005-08-01 18:11:11 | Weblog
 我が町の恒例の夏祭りが去る7月30日(土)開催されました。世帯数120ほどの小さい町です。そと(ほかの町)から見ると随分とまとまりのいい町だということで評判をもらっているようです。

 例年、テント張りとかの準備にも参加していたのですが、今年は、私は準備に参加しませんでした(妻は赤飯炊きに参加)。言い訳になるかもしれませんが、このところ腰の具合がよくないので、悪化を恐れて失礼しました。

 その年の自治会長や班長の取り組み方で、祭りの内容(出し物)も変わります。今年は「マツケンサンバ」でしたが、迫力いまいちでした。(批評してゴメンなさい)子供達の担ぐ「ミニお神輿」は例年通りでした。この神輿は5年前、私が自治会長の時、初めて登場したものでした。

 お神輿見ながら、いろんなこと考えたり、思い出したりしていました。

 2000年(平成12年)夏の祭りは、分きざみで出し物を演出し、町内としては前代未聞の型破りの夏祭りでした。「かっぽれの踊り」(町内に住むかっぽれの先生による)、「フラダンス」(これも町内のフラの方が10数人も引っ張ってきた)、玉入れ競技、ビデオを大型スクリーンに映写、花火、参加者の盆踊り(これもいまだかってないほど多数参加)等々。ほかの自治会のお客さんもびっくりでした。一寸やりすぎだよとの批判もありましたね。

 問題のお神輿は私が家の裏となりに住む方が作ってくれたものです。毎年、本物のお神輿を公民館から借りていたのですが、手違いで借りることが出来ず弱っていました。「そんなら作ればいいよ」その一言で本当に作ってしまわれたのです。あの時はほんと感激しました。夏祭りが終わったあと、場所をとるから壊しましょうという話になったのですが、なんとなくそのままになり、結局今日まで受け継がれて来てしまいました。この神輿見ると「町の歴史」を見るような気がします。

 祭りの会場になっている場所は、約150坪ほどの空き地(不在地主二名が所有)ですが、幸い例年使わせてもらっています。ところで、この場所空き地ですから、前は草ぼうぼうで、この草刈りが大変でした。ここ3年くらい近くに住むご夫婦がせっせと草刈りして土をならしたりして下さり、大助かりです。今年の夏祭りの会長の挨拶のなかに「この労をねぎらう」言葉がなかったのは誠に残念な気がしました。この善意のご夫婦が祭りの会場に現れないので、気になりました。そのお宅へ行ってお誘いしたのですが、ご主人は「夏バテ」ですとのことで、姿現さず、残念でした。

 こんなに長々だらだら書いたら、誰も読んではくれないと分かっているのですが、ついつい感傷にふけり、書き綴ってしまいました。祭りでいろいろ感じたことのほんの一部です。