しげるの自遊学

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誰の為の道路

2005-08-26 18:39:37 | 時事問題
 8月26日、朝日の夕刊に「地べたの問題を真剣に」という小さい記事がありました。作家<倉本 聰氏>の記事です。

 以下は記事の要約:私にとって、一番大切なのは環境問題。北海道に住み、せっせと木を植えている。地球温暖化というが本当は地球高熱化。高熱化は人間が引き起こしたのだから、人間が責任を取るべきなのに、自分の生きている地べたのことを考えようとしていない。植物が生えない不毛の大地を増やしていることを、もっと真剣に受け止めるべきだ。云々。>

 我が家から地区の公民館までは徒歩で20分、自転車なら5~6分です。茶畑あり、雑木林ありの、のどかな田園風景が広がっていたが、いつのまにやら野菜畑や茶畑をつぶして、大きな大きな道路が出来ました。出来て半年以上も過ぎると思いますが、ほとんど車も走っていない。そのうち、ほかの幹線道路とリンクされるという話ですが、いつのことなのか?一体だれのための道路、一体何のための道路と疑わざるを得ないです。ゆっくり、のんびり自転車であたりの景色を楽しみながら公民館へ行くことも難しくなりました。

 倉本氏の話を待つまでもなく、今の政治家には危機感がなく、想像力もない。今日のことしか考えず、子孫のことを考えない。身近なところでもこんな有様ですから、なにか益々政治が遠くなるような気がします。

(道路の両脇には野菜畑、茶畑、ぶどう畑、雑木林などが広がっていましたが、今は景色は一変しました)
 
コメント (2)
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