娘が幼いころは毎年にぎやかに飾っていたが、最近は飾っても誰も喜ばないし
出せば、かたずけるのが めんどうで、もうどうでもよくなって昨年も出さなかった。
今年は、小さなお雛様を、1つだけ出してみる。
古い色紙の整理をしていたら、昔 娘のために姑が贈ってくれたおひなさまの色紙が
出てきた。今ごろになって義母の孫にたいする愛しむ気持ちがよくわかる。
女の子の孫は我が家の娘一人だけで、まして母は男の子しか育てたことがなかったので
娘を大変可愛がり、おもちゃを次々買い与え、私の好みに合わない服を買ってくる…で
うんざりしたものだ。
それと同じことを今私は孫にしていて、娘に叱られている。
「あまやかすのもほどほどにして」と。
実の娘だから大喧嘩もできるが、義母は随分我慢をしたのだろう。
私もずいぶん我慢をした。いい嫁を演じるために、行きたくなくてもせっせと足を運び
買ってもらった服を着せて連れていくと、喜んでくれた。
「お義母さんごめんね、今ごろ気付くなんて」と心の中で色紙のお雛様に謝った。
出せば、かたずけるのが めんどうで、もうどうでもよくなって昨年も出さなかった。
今年は、小さなお雛様を、1つだけ出してみる。
古い色紙の整理をしていたら、昔 娘のために姑が贈ってくれたおひなさまの色紙が
出てきた。今ごろになって義母の孫にたいする愛しむ気持ちがよくわかる。
女の子の孫は我が家の娘一人だけで、まして母は男の子しか育てたことがなかったので
娘を大変可愛がり、おもちゃを次々買い与え、私の好みに合わない服を買ってくる…で
うんざりしたものだ。
それと同じことを今私は孫にしていて、娘に叱られている。
「あまやかすのもほどほどにして」と。
実の娘だから大喧嘩もできるが、義母は随分我慢をしたのだろう。
私もずいぶん我慢をした。いい嫁を演じるために、行きたくなくてもせっせと足を運び
買ってもらった服を着せて連れていくと、喜んでくれた。
「お義母さんごめんね、今ごろ気付くなんて」と心の中で色紙のお雛様に謝った。