たらちね日記

日々のつぶやき

「慈姑」

2010-02-18 00:30:11 | Weblog
 冷蔵庫を整理していると、「おせち」の材料の残りが出てきた。
もう、かれこれ1ヶ月半も前のもの。
ところが、新聞にくるまれビニール袋に入れられ野菜室の奥から出てきたものは、
新鮮そのもので、一緒に現れた里芋も同じく堀立てのように硬い。
予定になかった夕食の1品に・・・

昔から、この「くわい」はお正月に縁起ものとしてお重に入れる意外はわざわざ好んで
買い求めることもないし、この奇妙な形から私は食べたことはないが、夫が喜ぶのです。

  慈悲深い姑と書いて「くわい」という。
くわい(慈姑)やがて、この慈姑が単にクワイと呼ばれるようになっていきます。 クワイ"Sagittaria trifolia"は奈良時代には中国 ... 漢字の"慈姑"は種球のまわりの地下茎の先端に芋のついた状態が、 慈悲深い姑が子供に乳をあげている姿に似ていることから
そう呼ばれるようになったとか

結局、老夫婦の食卓は、

・「くわい」の入ったお煮しめ
・ホーレン草のゴマあえ
・辛子めんたいこ
・わかめときのこの味噌汁
・それに、たんぱく質が不足気味なので、残り物の唐揚げ。
 和風の質素な夕食となりました。