昨日の柔道の体重別大会。
女子48キロ級の浅見VS福見は、浅見が初戦で敗退し、福見が優勝。そして五輪代表は福見に。
世界選手権覇者の実績もあり、あの田村(谷)亮子に2度も土をつけてる福見は、実力も経験も十分。ベテランという歳でもないし、文句のない金メダル候補です。
しかし、2010年・2011年と直近の世界選手権を連覇している浅見が五輪に出られないというのはあまりに殺生です。
他の競技ならとっくに五輪内定を出し、室伏や内村などと同じように「金メダルに向けて、十分な調整をしてほしい」となるでしょう。
しかも、浅見は今年の1月に怪我をし、今大会までにどこまで治っていたかも微妙です。
この体重別選手権大会を「欠場する」という選択肢はなかったんでしょうか?。
なかったんでしょうね...。
「この大会までが選考会」という意識だったでしょうし、柔道界の掟なんでしょう。
だとしたら、本番の2か月前のこの大会はあまりにアンバランスです。
しかも、一発勝負じゃないときている。
代表に選ばれた福見も、田村(谷だっけ)亮子に勝ったにもかかわらず、「実績で」と代表から漏れた経験もあるので、実績を残しながら代表になれなかった浅見の気持ちは分かるでしょう。
直前の世界選手権を連覇して五輪に出れないのはあまりに酷い。
浅見に同情します。
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