月忌回向の帰りに、
高速道路のSAによりました。
時刻はお昼過ぎです。
「お昼ご飯を食べようよ」
家内がハンドルを左に切りました。
あまり車が混んでいません。
これならすぐに食べられそう。
「何を食べる?」
券売機の前。
品数が多すぎて決められないよ。
「早く決めて・・・」
そんな風に言われても、
何がおいしいのかわからない。
ジリジリ、イライラ。
「いいから、はやく」
じゃぁね、かき揚げうどんといなりずし。
ボタンを押す家内。
「じゃぁ、私はとんこつラーメン」
あっ、そっちの方がおいしそう。
他人の食べものが欲しくなるのは、なぜでしょう?
「あなたって、いやしいもの」
言ってくれるぜ、母ちゃん。
テーブルで待っていると、
様々な品名が聞こえてきます。
定食もいいなぁ。
なんか損をした感じ。
私は無言で、
味気ないうどんをすすりました。
お昼の高速。
道行く車がさみしく見える。
「武士は食わねど高楊枝、って言うでしょう。
がまんしなさい」
とんこつラーメンをおいしそうに食べながら、
僕に説教するなって言うの。
世の中、本当に不公平だ。
高速道路のSAによりました。
時刻はお昼過ぎです。
「お昼ご飯を食べようよ」
家内がハンドルを左に切りました。
あまり車が混んでいません。
これならすぐに食べられそう。
「何を食べる?」
券売機の前。
品数が多すぎて決められないよ。
「早く決めて・・・」
そんな風に言われても、
何がおいしいのかわからない。
ジリジリ、イライラ。
「いいから、はやく」
じゃぁね、かき揚げうどんといなりずし。
ボタンを押す家内。
「じゃぁ、私はとんこつラーメン」
あっ、そっちの方がおいしそう。
他人の食べものが欲しくなるのは、なぜでしょう?
「あなたって、いやしいもの」
言ってくれるぜ、母ちゃん。
テーブルで待っていると、
様々な品名が聞こえてきます。
定食もいいなぁ。
なんか損をした感じ。
私は無言で、
味気ないうどんをすすりました。
お昼の高速。
道行く車がさみしく見える。
「武士は食わねど高楊枝、って言うでしょう。
がまんしなさい」
とんこつラーメンをおいしそうに食べながら、
僕に説教するなって言うの。
世の中、本当に不公平だ。