僕の家内は招き猫が好き

個人的なエッセイ?

夏色の制服

2022年08月18日 | 日記
雨が降っているせいか
夜になると肌寒さを感じるようになりました。

8月も後半。

夏の陽射しも盛りを過ぎて
どこかさみしげな様子です。

子供のころ
この季節がいやだった。

夏休みななり
お寺にはお墓参りの人であふれていた。

納骨堂のカギを受け取りに来たり
お墓参りの人たちの姿。

お盆塔婆の申し込み。

東京、神奈川、千葉・・・。
里帰りをした家族連れの姿がありました。

その中に同級生の姿もあり、
ちょっと気恥ずかしかったのを覚えています。

8月16日の
お盆の法要が終わると、そこは秋。

人がいなくなった境内。
お墓や納骨堂。

なんだかとてもさみしくて
一人になるのが怖かった。

夢の終わり。
祭りの後。

今、こうして
その瞬間を生きていると、

あの時の情景を思い出します。
もうすぐ秋。

もうすぐ新学期。
夏色の制服はどこかさみしい。
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