さようなら

「彼女がうるさいから
　帰らないといけない」

疾風のように去っていく
後姿がどこか悲しい

ナオキチ君
君の人生も終わったね

もう僕たちの子供じゃない
お父さんも寂しい

「暇だから
　近いうちに帰るよ」

今度はゴンキチかい

車で帰ってくるの？

「ようやく1kmくらい
　走れるようになったのに

　Uターンもできないのよ
　とても無理」

子供たちも一生懸命に
生きている

お盆最後の夜

この半月
懐かしい人たちとの再会が

たくさんありました

どれがどれだけ僕を
勇気づけてくれたことでしょう

さようなら
また来年・・・