「火事かしら?」
ハンドルを握る家内が言いました。
フロントグラス一面に
何かが燃えた灰がこびりついています。
どこで火事が起こっているの。
あたりを見回しても
そんな気配はありません。
消防車のサイレンも聞こえてきません。
のんびりと行き交う車。
風に舞う灰のようなもの。
空一面の光景に
不思議な感覚を思えました。
カルスト台地の山焼き。
春の訪れを前に山を焼く行事。
はるか彼方の山焼きの灰が
ここまで飛んで来るなんて。
すごいというのか
怖いというのか。
のんびり毎日を過ごしているうちに
自然は色を変えています。
フロントグラスが白に染まる。
春霞は僕の心を陽気にさせる。
ハンドルを握る家内が言いました。
フロントグラス一面に
何かが燃えた灰がこびりついています。
どこで火事が起こっているの。
あたりを見回しても
そんな気配はありません。
消防車のサイレンも聞こえてきません。
のんびりと行き交う車。
風に舞う灰のようなもの。
空一面の光景に
不思議な感覚を思えました。
カルスト台地の山焼き。
春の訪れを前に山を焼く行事。
はるか彼方の山焼きの灰が
ここまで飛んで来るなんて。
すごいというのか
怖いというのか。
のんびり毎日を過ごしているうちに
自然は色を変えています。
フロントグラスが白に染まる。
春霞は僕の心を陽気にさせる。