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バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

車道に向かって立っているオバサン

2017年10月26日 19時04分15秒 | バス運転士
昨日、片側一車線の道路にあるバス停を2分くらい遅れて通過して、約150m先の交差点へ向かっていたのだが、たまたま信号待ちの車が多かったので、私のバスは交差点から40~50m手前で止まることになり減速… その時、信号待ち車列の最後尾付近の歩道上で、車道に向かって立っている一人のオバサンに気が付いた。

私は「道路の反対側にドラッグストアがあるから、ここで渡ろうと思っているのかな? でも、こういう状況で私がオバサンに“渡っていいよ”と横断を促して… 万が一のことがあったら、“あんなこと、やらなきゃ良かった!”と死ぬまで後悔するだろうなぁ~」と思ったので、普通に最後尾でバスを止めた。

しかし、オバサンに動きが見られなかったので、私は「あれ? それじゃ~ タクシーでも待っているのかな? う~む… おっと、そろそろ信号が変わりそうだ」と思った… その時! なんと、オバサンが「トントン!」と前扉を叩いたのである。「えぇ~っ!?」と驚く私… 「ダメ?」と言うオバサン… 口パクで「ダメですねぇ~」と答える私… すると、オバサンは黙って前方へ歩き出したのだった…

「なぜ、この場所で?」「なぜ、このタイミングで?」「なぜ、なぜ、なぜ?」と頭の中が“?”で一杯になった私… ひょっとして、最初は道路を渡るつもりだったけれど、目の前で止まったバスの運転士にハートを奪われ… しばらくボォ~ッと見惚れてしまい… 我に返った瞬間、ついついバスの前扉を叩いてしまったという…(んなわきゃねぇだろ!)

おまけ
昨日のバスは、先日も乗った“ギャラリーバス”だったのだが… 乗務終了後、運賃箱から金庫を抜き取るために解錠ボタンを押したところ、「ウィ~ン、カタンカタン…」と音が聞こえていたのだが… 最後に「コロン!」と、またもや100円玉が出てきたのである。先日と違って、今回は乗務終了後だったので100円玉を戻すことが出来ず… 事務所へ持って行って上司に報告した。年を取ると緩くなるのは、人間だけじゃないんだなぁ~ ハハハ…


子供の歓声&機械の音声

2017年10月25日 21時45分47秒 | バス運転士
数名のお年寄りを乗せて某地区(郊外)巡回バスの運行中… 突然、車内に「よぉ~い… わぁ~わぁ~きゃ~きゃ~」という子供たちの歓声が“鳴り響いた”ので、私は「ん? 運動会? お孫さんのビデオでも見ているのか? こんな時に?」と不思議に思いながら、「すぐに終わるのかなぁ~? 注意した方がいいのかなぁ…」と考えていた。

すると、再び「よぉ~い… わぁ~わぁ~きゃ~きゃ~」と先程と同じ音声が聞こえてきたので、「えぇ~!? 繰り返し見ているのか!? まさか、この先もずっと? う~む… 仕方がない、注意するかぁ~」と思った… その時! 「運行カードが異常です! 正常に終了されていません」などと、デジタコ器機が喋り始めたのである。

幸い、バスがチョロQタイプ(小型)だったので、運転席から左腕を伸ばせば届く位置にデジタコの機械があり… 私は「なんだぁ~? こんな時に… あっちでこっちで、うるさいなぁ~ もぉ…」と思いながら、バス停で止まる度に運行カードを抜き差し、抜き差し… 終了ボタンを長押し、長押し… バス停を3つ4つ進んだ辺りでデジタコ器機は静かになり… 気が付けば、運動会の音声も聞こえなくなっていたのだった…

後になって「あの音声は“携帯の着信音”だったのか?  バスの中では電話に出られないから、相手が電話を切るまで放置していたのかも!?」と思った。実際に、そういう着信音に設定できるかどうか、“いつも携帯やスマホの着信音は購入時のまま”の私には分からないけれど… ま、とにかく! あの着信音が“子供たちの歓声”で良かった。もしも「あはん、うふん」なんて着信音だったら… ねぇ~! ハハハ…(アホか!)


元気なジョグ爺が激変した理由は?

2017年10月24日 22時40分16秒 | バス運転士
ある交差点に向かっている時、歩道を走っている“ジョギング爺さん”を追い抜いた。適度に日焼けをしていて、今の私なんかよりも速くしっかりとした走りで、いかにも「毎日、走ってます!」という感じだった。

交差点の信号が赤だったので、私は左ウインカーを出し、先頭から3~4台目で止まった。その間にジョグ爺がバスを抜き返し、交差点の左手前角で立ち止まったので、私は「あぁ、この交差点を真っ直ぐ走って行くんだな」と思った。

信号が青に変わり、私の前の車が動き出し、私は「ジョグ爺が走って行ってから、ゆっくりと左折しよう」と思ったのだが… なぜかジョグ爺は立ち止まったまま腕時計を見ていたので、「じゃあ、先に行かせてもらおうかな?」と思ったら、ジョグ爺が横断歩道を渡り始めた。そう、よくあるパターン…

元気なジョグ爺のことだから、当然スタスタと走って行くものだと思っていたのだが… なぜか今にも倒れそうにヨロヨロと歩いて行ったのである。う~む… その交差点をゴールと決めていて、気持ちが切れてしまったのか!? あるいは… “あっちもこっちも元気になる万能薬”の効力が切れたのかな? お~い、そんな薬があったらワシにも分けてくれぇ~!


※※からのメッセージ!?

2017年10月23日 18時33分53秒 | いろいろ
先日、夜8時頃に帰宅すると… 暗い室内で点滅している赤いランプに気が付いた。そう、留守番電話にメッセージが録音されていることを知らせるランプである。「へぇ~ 誰だろう? 伯母か従兄か… あぁ、どうせまた“不動産の営業”か“コンピューター音声によるアンケート”だな」と思いながら電話機のボタンを操作した。

すると、メッセージが流れ始めたのだが… “・・・・・・・・・・” 「ん?」 “・・・・・・・・・・” 「なんだ?」 “・・・・・プー、プー、プー。再生が終わりました” 「はぁ~? なんじゃそりゃ!? まさか霊界からのメッセージじゃないだろうなぁ~」と思った私は、もう一度メッセージを聞いてみたのだが… かすかな“ざわめき”が聞こえるだけの“25秒間”であった。

その電話の発信元が“非通知ではなかった”ので、すぐに私は電話番号をネットで検索… すると、私が8月にメガネのレンズ交換をしてもらった“某大手スーパーの出入口の横にあるメガネ&時計のお店”だったので驚いた。確かに、無言のメッセージは時々あるのだが、みんな留守電だと分かった瞬間に電話を切るので“僅か2~3秒”で終わっているのだ。

なぜ、無言のまま25秒間も電話を切らなかったのだろうか? まさか… 本当に我が家が留守なのかどうか疑っていて、こっちの室内の音声(もちろん、何も聞こえなかったと思うのだが…)に聞き耳を立てていたのか!? うげぇ… 不気味というか陰湿というか××というか… 少なくとも良い印象は持てないよなぁ~ 客商売なのに… 非通知じゃないのに… よくもまぁ、そんなことが出来るよなぁ~ 信じられん!

ということで、その某大手スーパーへ食料品などを買いに行く時には… そのお店がある出入口とは反対側の出入口を使うようになった。さらに、自宅にいる時に電話が鳴った場合は… 「聞きたくもない話をされる営業電話だと、何かと面倒臭いからなぁ~」と思って“居留守”を使うのだが、留守電に切り替わる前にテレビなどの音声を消して… 念のため、私は押入れの中に隠れるようにしている(ウソ)。


軽い気持ちで持ち帰ったチラシから…

2017年10月22日 19時00分54秒 | いろいろ
月曜日、ストレス面談前の空き時間に駅ビル内をウロウロしていた時… たまたま目に留まった“弊社と同じ冠が付いている百貨店”のチラシを手に取り、「あぁ、“大北●道物産展”かぁ~ テニススクールのお母さんたちは、こういうのが好きなんだよなぁ~ おっ、今週末も開催しとるがや! 少しは話のネタになりそうだ」と思ったので、2部だけもらって帰った。

そして昨日、テニススクールで土曜日メンバーと80分のレッスンを受け… その後、レッスンよりも長い“お菓子&お喋りタイム”が始まり… 私は、頃合いを見計らって“××百貨店のチラシ”を差し出した。すると、予想通り食い付きが良く… お母さんたちは「あぁ~ これ、美味しそう~」「いつまでやっとるの? 火曜日まで?」「この後、これを買いに行こうかなぁ~」などと喋っていた。

そんな中、お母さんAが「私、このスイーツ(冷凍で3か月保存可能!)を食べたことないんですよぉ~」と言ったのだが、それを聞いたお母さんBが「えっ!? そうなの? 松井さん、Aさんが食べたことないんだって! Aさん、松井さんにお願いすれば買って来てくれるから… ねぇ~!」と言い… Aさんから「本当? ありがとう~」とお礼を言われてしまい… 私はヘラヘラしながら「えぇ~??? しょうがねぇなぁ…」と承諾したのだった。

ということで… 今朝、時々激しくなる雨の中… まずは近所の小学校で投票を済ませ… 出口調査員のアンケートに答え… そのため、あと一歩のところで電車に乗り遅れ… 「流れが悪いなぁ~ こんな天気だし、行くのをやめようかなぁ~ でも約束だからなぁ~」と思い、電車を乗り継いて××百貨店まで行き… 私の嫌いな“生魚&魚卵”を求めて並んでいる人たちを掻き分け… お目当てのスイーツ3本を購入すると、足早に“生臭い会場”から脱出したのだった…

さて、過去数年間に“賞与のプラスアルファ分”としてもらってきた“弊社グループ(私に言わせれば××百貨店だけ!)でしか使えない商品券”を、多くの運転士さんは金券ショップへ売っているらしいけれど… 何となく“商品券は商品券として使いたい”という気持ちがある私は「なかなか使う機会がないなぁ~」と困っていたのだが… 今回、「なるほど、こういう使い方があったのかぁ~」と気が付いた。

こりゃマズイ… 亡父の実家の後を継げなかった“芸者好きの祖父”が守護霊になっているような気がする私は、××百貨店で物産展が開催される度にお母さんたちにおねだりされて、残っている商品券を湯水のごとく使っちゃいそうだなぁ~ ま、でも… 女性たちの喜ぶ顔を見ていると、こっちまで嬉しくなるからいいんだけどねぇ~(うん、オマエの守護霊は“芸者好きの祖父”に間違いなさそうだ。ハハハ…)