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バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

人を見たら◎◎と思え!?

2017年05月04日 21時41分39秒 | バス運転士
先日、あるバス停の前で工事をやっていて、片側交互通行になっていたのだが… その手前に“バス停留所”と書かれた立て看板があったので、私は「えっ!? 臨時のバス停? 聞いてないよぉ~ ホンマかいなぁ~」と思ったのだが、その横に一人の男性が立っていたので、「ホンマや!」と思って乗車客扱いをしたのだった。

また、片側一車線の道路が交わっている小さな交差点を右折しようとした時、左前方の角で“横断歩道を(私から見て左から右へ)渡ろうと、信号が青に変わるのを待っている”お姉さんに気が付いたのだが… お姉さんは私の方を見ているだけで、声を出すとか、手を挙げるとか、投げキッスをするとか、スカートをまくっ…(もうえぇわ!) そういうことは一切なかった。

人通りの多い街中ならば、お姉さん一人くらい気にも留めないのだが(ホントか?)、人通りがほとんどない場所では、自然と気になるものである。なぜならば、かつて完全弊社にいた頃は、人通りの少ない路線が多かったので、「人を見たら乗客と思え!」という意識を持って走っていたからである。

さて、私は「あのお姉さん、ひょっとして乗客かなぁ~?」と思いながら右折して… 「バスはちょっと遅れとるんだけどなぁ~」と思いながらバス停で止まり… 前扉を開けて待った。しばらくすると、お姉さんが小走りでやって来て、何事もなかったかのように無言で乗ったのだった… いいんだ、いいんだ。見返りを求めるのは、本当の愛じゃないから…(オェ~~~! 顔に似合わんこと言うなよ!)