夕方4時過ぎの営業所前ターミナル発… 比較的乗客が多い南方へ向かうバスだったが、発車時刻の2分前に乗り場へ着けた時には、乗客も10名ほど… 私は「この時間って、意外と少ないのかなぁ~」と思った。
発車時刻が迫るにつれて、1人また1人と乗客が走ってきて… 私は左ミラーと時計を交互に見ながら「今、走って来ているお婆さんが乗ったら、ちょうど発車時刻になりそうだ」と思っていたのだが…
そのお婆さんがバスに乗… 乗り… やっとのことで乗り込んで、「さぁ、ちょうど発車時刻だ」と思いながら、お婆さんが着席するのを待っているうちに… 新手の乗客たちが、地下鉄の出入口の方から走って来たのである。
そして、お婆さんの着席よりも早く、新手の乗客たちが1人また1人とバスに乗り込んで… その流れが何度か途切れそうになるのだが、やはり乗った人の着席を待っているうちに、次の乗客が乗ってくるという… その繰り返しになってしまった。
ようやく流れが止まって発車できた時には、乗客が40名くらいに膨れ上がっていて、発車時刻を1分30秒ほど過ぎていた… が、私は「ま、この路線は… いつも途中で時間調整するくらいだから、ちょうど良い遅れだったかもしれない」と思った。
しかし、そういう時に限って… それほど交通量が多くない道路なのに、なぜか車と人がなかなか途切れず… すぐにターミナルから出られなかった。結局、最初のバス停で3分30秒ほどの遅れとなり、その後も何かと時間を食うことが重なり… 終点まで回復することはなかった。
このように、“地下鉄の出入口に近いバス乗り場”は、発車のタイミングが難しい場合がある。地下鉄を降りてから、地上のバス乗り場へ来るまで… 老若男女が入り乱れているので、速い人もいれば遅い人もいて… どうしても人の流れがパラパラと長引いてしまうのである。
そうだ! このような混乱を避けるため、各バスの発車時刻の3分前には、地下鉄の出入口を閉めるようにしたら… ら… らぁ… バスの本数が多い時間帯は、開かずの出入口になったりして!? そりゃ駄目だ… みんな、バスにも地下鉄にも乗れないじゃん! ハハハ…(アホ!)