バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

なんとなく新年度

2014年04月03日 19時09分41秒 | バス運転士

早朝、「この路線は元々そんなに乗らないけれど… 橋の手前から橋を渡ったところまで、一人だけ女性が乗るんだよなぁ~」と思いながら、営業所前ターミナルを発車して… すると、すぐ2つ目のバス停に一人のお爺さんが立っていて、サッと手を上げたのだった…

さらに、その次のバス停からも一人の男性が乗り… 私は「今月から新たな仕事に就いた人たちなのかな?」と思った。その後、いつもの女性が乗り… 結局、その3人がすべてだったのだが… 果たして、男性2人はレギュラーメンバーになるのか、たまたまなのか… やはり男性だから“たまたま”かな? ハハハ…(またまたぁ~、つまらん下ネタを…)

あるバス乗り場で発車時刻になるのを待っていたら、目の前を“リクルートスーツ軍団”が歩いて行ったのだが… 一人の女性がハイヒールに慣れていないのか、新しい靴で靴擦れしてしまったのか、歩き方がギクシャクしていた。

それを見た私は「そういえば子供の頃… 空き缶に2つの穴を開けて、そこへ長い紐を通して… それを2つ作って、高下駄のように履いて遊んでたなぁ~」と思った。ところで… 何て呼び名だったっけ??? どうやら缶下駄というらしいのだが… 私は… カッポン? カッポレ? 忘れた!

あの頃は、とりあえず空き地に集まって… その辺に落ちている石やら枝やら空き缶やら何やら… それらを拾い集めて、その場でルールも考えて… 野球っぽいこと、サッカーっぽいこと… その時の人数に合わせて、とにかく“何々っぽいこと”をして遊んでたんだよなぁ~ あぁ、懐かしい…

また、今日は“桜並木のある路線”を走ったのだが… いつも以上に交通量が多く… そこだけでバスは10分くらい遅れてしまった。が、「イライラしたって渋滞が緩和されるわけでもなく…」と思って、桜吹雪の中をゆっくりと進んで行った。毎年、私の花見はバスの運転席だけで終了… これも新年度の幕開けを告げる年中行事の一つと言えるかもしれない。