バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

ギリギリ、イライラ、ガラガラ

2014年04月18日 23時53分11秒 | バス運転士

今日の前半は、2週間くらい前に“4時間連続乗務”になるとかならんとか… なんとかならんのか… と書いたコースと同じパターンの“某地区巡回バス4連チャン”だった。出撃前の点呼時に「営業所へ帰ってくる前に、某駅で30分休むんだったら電話して…」と言われたので、私は「それはつまり… 私の気分次第ってことですね」と答えた。

まずは9時過ぎの某地区巡回バス1回目… 順調に走ってきて、終点某駅の3つ手前のバス停で時間調整して… 2つ手前のバス停を通過して… その先の青信号を左折、1つ手前のバス停を“僅か15秒遅れ”で通過して… 某駅前の赤信号でちょっと待って… 降車停には予定時刻よりも1分30秒早く到着した。

20名ほどの降車が完了してから待機場所へ移動して… 駐車ブレーキを掛けたのが“次の発車時刻の11分前”だったので、私は「これだけ早く着いても、発車時刻の2分前に乗り場へ着けようとしたら、休憩時間(バスが止まっている時間)が10分を切ってしまうのかぁ~! 考え方を変えれば、発車時刻ギリギリに乗り場へ着ければ問題ないということで… あと2回、できるかどうか挑戦してみよう!」と思った。

そして、私は休憩時間が10分を3秒ほど過ぎてから移動開始… 発車時刻の30秒前に乗り場へ着け、待っていた数名を乗せて発車した。で、その2回目も、1回目と同じパターンで某駅に到着… 1回目よりも乗客が少なかった分、早く待機場所へ移動… さっきよりも30秒くらい早く駐車ブレーキを掛けることができた。

いよいよ3回目… 「これで1回目・2回目と同じように某駅へ戻って来れば、10分以上の休憩時間を3回取れる!」と思って某駅を発車したのだが… そういう“野望”を抱いて走っていると、ちょっとしたこと… つまり“少しでもバスを遅らせようとする要素”に遭遇しただけで「カチン!」「イライラ!」としてしまい… 「これは精神衛生上よくない!」と思った。

それでも何とか… 終点の3つ手前のバス停で時間調整するところまでは希望通り来れたのだが… そこからが違った。終点の2つ手前で4~5名の降車があり、その先の左折する交差点の信号が赤になってしまったのである。たかが何十秒、されど何十秒… これは痛かった。そう、1回目・2回目は間に合っていた某駅前の青信号に間に合わなくなってしまったのである。

結局、終点某駅の降車停に到着したのは、さっきよりも2分くらい遅れ… 待機場所で駐車ブレーキを掛けたのが、次の発車時刻の9分30秒前… さすがに「強引に10分以上の休憩時間を取って… 次の発車時刻を遅らせるか!」なんて出来ず… 私の野望はガラガラと音を立てて崩れ去った。

しかしまぁ、元々「気が向いたら休憩して…」ということだったので、私はその後の4回目(これは5分くらい遅れた!)を走り終えると、そのまますぐに営業所へ戻ったのだった…。。。このコースについて、今、改善策を検討中ということなのだが… 3回目あたりを“急行”として、多くのバス停を飛ばして時間短縮すれば… あ、やっぱり怒られますよね。ハハハ…