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バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

危険なお年頃?

2014年01月20日 22時16分10秒 | バス運転士

ある大きな交差点の手前50~60mの位置に駐車車両がいたので、私は片側3車線の内の中央車線の最後尾に並んだ。前方の交差点を左折したいのに… 左車線には車がいないのに…(その交差点を直進したところに、だいたいタクシーなどが止まっているので、直進車は左車線には並ばないと思われる)

信号が青になり、動き出す車列… 私のバスも発進して、すぐに左ウインカーを出し、駐車車両の前に出て、交差点を左折ぅ~ と思ったら、歩道から2歩くらい前に出て、横断歩道の上に立っているお爺さんがいたのである。

私が「う~む… 後続車の流れが速いから、隣りの中央車線へはみ出したくないなぁ… まぁ、通れないことはないけど…」と思いながら減速すると、お爺さんは自分の立ち位置の悪さに気付いたようで、ササッと歩道へ下がってくれたのだった…

先日は、他系統のバスが交差点を過ぎてすぐにあるバス停で止まって乗降客扱い中… その直後には、2台のマイカーが右ウインカーを出して止まっていたので、その交差点の信号は青だったけれど、私は交差点の手前で待っていた。

それは朝の通勤通学時間帯だったので、片側2車線の道路は交通量も多く、バスの直後のマイカーは右車線へ出たくても出られなかったのである。そんな状況にもかかわらず… 交差点の右前方から、バス停のある左前方へ… 一人のお婆さんが走って渡ってきたのである。当然、横断歩道の信号は真っ赤っ赤!

驚いたのは、あっちこっちから走ってきたマイカー、マイカー、マイカー… プップー! ファ~ン! パパパパパァ~ン! とクラクションが連続して鳴り響いた。私のバスの助手席に座っていたおじさんが思わず「危ないなぁ~!」と叫んだほどで… 結局、そのババアは私のバスに乗ってきたのだった…

そうそう、横断歩道とお年寄りと言えば… 信号待ちをいている車の前の横断歩道をみんなが渡っているのに、なぜか一人のお年寄りだけは渡らずに歩道で立ったまま… 「渡らないのかな?」と思っていると、歩行者用信号が赤になってから渡り始める… なんてこともよくある。

そのお年寄りが、すぐに気が付いて後戻りするとか、急いで渡り切ってしまうとか… それならばいい方で、そのままマイペースで歩き続けるお年寄りもいたりする。もしも、それが“加齢に伴う病気”によるものだとすると、いくら言っても無駄なわけで… 今後はもっと増えそう… なぁ~んて言ってる独身の私こそ“野放し&危険なお年寄り!”になりそうだなぁ… ハハハ…