おかあちゃん(高齢者のガン)私のオッパイ(石灰化)??? とワン子

2006年8月母は肺がんと診断される。完治目的の定位放射線治療を受ける。

おかあちゃん 私と一緒

2012年02月09日 11時16分41秒 | 母の事(肺がん) そして絆
おかあちゃん、私ね。これからは、お一人様でいくよ。
だからね。おかあちゃんと2人のお墓を作ろうと思う。
永代墓だよ。寺がある限り礼拝する。この世でもあの世でも一緒だよ。
すごくない。なんか嬉しくなるよ。ほんわかした気持になるよ。
今は寒いから、温かくなったら見に行こうと思っている。
こんな事なら、おかあちゃんに言ってあげれば良かったね。
「おかあちゃん、私と一緒のお墓に入ろうね。」そう言ってあげればおかあちゃんはきっと喜んだだろうね。
「私とは、この世でお別れだな。お墓はおかあちゃんは先祖の墓に、私は散骨にする。
私は、この世と別れる時は、花や木でも綺麗に咲かせたいな。」そう言ってしまった。
おかあちゃん寂しそうにしてたね。私に「あんたも、一緒の墓に入りや。」そう言った。
「いやや。私は先祖の墓には入らない。」そう言った。
でも、最後の方で「2人のお墓を作ろうか。先祖の墓に入るんやったら、私も入るよ。」
そう言った。おかあちゃんは分かってくれていたかな。
おかあちゃん、私達は無宗教であり仏教でも宗派が何かも余り考えたり話す事なかったね。
先祖から繋がっている宗派が智恩院・浄土宗だったというだけ。
墓にも無頓着だった。私達は、生きているこの時間こそ大事って感じてた。
無になってしまう。と思っていた。
おかあちゃんが亡くなって、こんなに考える事になった。
いまでも、私は無になる。そう考えている。
だけど、おかあちゃんは、どうだったら喜んでくれるんだろうか。
そんな風に考えるようになった。あの世で会える。そう思ったらなんだか嬉しいもんね。
もう会えない。と思うより嬉しくて楽しくなる。
おかあちゃん、また会おうね。

おかあちゃん、ありがとう。大大大大大好きだよ。愛しているよ。
きっと、きっとまた会おうね。
コメント
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