おかあちゃん(高齢者のガン)私のオッパイ(石灰化)??? とワン子

2006年8月母は肺がんと診断される。完治目的の定位放射線治療を受ける。

おかあちゃん 歩いた

2012年02月06日 06時03分08秒 | 母の事(肺がん) そして絆
(2月5日)

おかあちゃん、今日ね。家にいても悲しくて泣いてしまうので、外に出た。
外を長く長く歩いた。泣きながら。どうしても涙がでる。
おかあちゃんって呼びながら、泣きながら歩いたよ。
もうすぐ、おかあちゃんが逝って2カ月が経つ。
おかあちゃん、いくら呼んでも返事が返ってこない。それが、悲しい。
おかあちゃんは、旅行のビデオをつけておくと私が「おかあちゃん」って呼んでいる場面で
寝ていても「はい」って返事してくれた。私が「ビデオだよ。呼んでないよ。」って言うと「ふ~ん」って
照れ笑いしたね。おかあちゃんの声、動く映像を見ていると、よく私が「おかあちゃん」って呼んでるね。
おかあちゃん、止まってピースしながらニコって笑っているね。幸せだった。楽しかったね。
よく笑ってるね。本当によく笑ったね。私達いつも笑ってた。
今も、私。笑ってる。泣きながら笑ってる。もう少し、もう少し泣かせてほしい。
人前では、泣かないようにするから。
3年前に御主人を亡くした人は70歳代と80歳代だったけど今でも泣くと言われた。
ご家族が一緒でも、一人でも泣くんだな。悲しさは年齢ではないんだね。
子供を亡くした人は30年以上経った今も昨日の事の様だと言われた。
年齢を重ねたら、悲しくないなんて事はない。いくつになろうがここにいて笑っていた人がいなくなるそんな事に
耐えられる年齢なんてないんだ。ただ時が、時が少しづつ、少しづつ悲しさを和らげれくれる。
だから、今は泣きなさい。そう言われた。私はこの辛さ、寂しさから抜けだす努力もしないといけない。
自身の努力なくして解決はない。私、泣きながら頑張っていくよ。
おかあちゃん。心配しないでね。見てて。それだけで私は頑張れるよ。

おかあちゃん、ありがとう。大大大大大好き。愛しています。

お花が綺麗に咲きました。だからおかあちゃん、写真を撮ったよ。

コメント
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