ごうごうママの 自閉ッ子☆子育て日記

気がむいた時だけ更新してます。(^^)

無関心という名の凶器

2008年09月22日 17時41分26秒 | Weblog
《小1殺害 母を殺人容疑で逮捕》
http://news.mobile.yahoo.co.jp/p/news/news/view/20080922-00000078-kyodom-soci.html?ySiD=kVrXSD48y4l8G7ap3I2R&guid=ON



このニュースをテレビで見た時、犯人は母親じゃないかと思った人は多いと思う。
私もそう思ってた。
やっぱり、そうだったんだ‥



どんな事情があるにせよ、人を殺すなんて許されてはいけない。
ましてや自分の子供なんて…。



事情を今日初めて知りましたが、この母親は、自分自身が病気がちで、支援学級(昔で言う小・中学校にある、障がい児学級)に通う息子の将来を悲観して、
子供を殺したあと、自分も死のうと思ったらしい。



きっと、精神的にも体力的にも追い詰められて、正常な判断が出来なくなってたんだろうな…。



ごうごうみたいに、療育手帳(知的障がいのある人が持つ手帳)が発行されるぐらいになると、
十分ではなくても、ある程度は福祉に守られているけれど…



小学校の支援学級には、その手帳が発行されるかされないかぐらいの子が多いんです。
それはそれで大変で、私とはまた違った悩みや、将来への不安が、この母親にはあったんだと思います。



この母親がしてしまったことは、決して許されてはいけないこと。
子供の生きる権利を、可能性を、閉ざしてしまったんだから。



でも、いつも私が思うのは、
私たち障がい児の親の、心理面のケアはすごく大事だなっていう事。



私は、たまたま人との巡り合わせに恵まれて、まわりに支援してくださる方や、
よき理解者も近くに居てくださるから、まだ頑張れてるんだけど。



私も病気がちだし、もし旦那が家庭をかえりみないような人だったら…

支援して下さる福祉の方々がまわりにいなかったら…

助けに来てくれる身内が近くにいなかったら…

話を聞いてくれる、友達がいなかったら…

ご近所さんの理解がなかったら…



と、思うと、この事件の母親を責めることは出来ません。






『理解しよう』って、思ってくれる気持ちだけでも、私たち障がい児・者の親は救われます。



このような事件は、これが初めてではありません。
今後、このような悲劇がおこらないことを祈るばかりです。