来春、小学生になるごうごう。
今の園ともあと少しでお別れです。
これまで、園の先生方に見守られ、私たち親子は成長してきました。
今日は、私たち親子を見守って下さってた先生方のうちの一人でもある園の主任先生が綴った
年に一回発行される、お隣の保育園との合同の文集に載せられた文章を紹介させて頂きます。
(題名) 「職員室って?」
『 最近、職員室でパソコンに向かっていると、かわいい来客が、とっかえひっかえ現れる。 お部屋でにぎやかに友達と遊ぶのは楽しいんだけど、子ども心に、ちょっと、ひとやすみしたくなるのだろうか?
ある子は、「あんな~せんせい、きのうな~・・・」から始まって、とにかく聞いてくれとばかりに、お話に夢中になる。また、ある子は、ただ静かに(大人のまねをしてか)パソコンの前に座ってなにやら物思いにふける・・・。かと思えば、いきなり跳びついてきて抱っこをせがむので、ぎゅっと包んであげるとニコッと笑ってすぐにお部屋に帰っていく子もめずらしくない。さまざまでが、みんな何かを求めて、顔をみせてくれるようである。
そんな中、小さな芸術家!GoGoくんを紹介したいと思う。
GoGoくんは、職員室に自分の机をもっている。(いつのまにか占領されたのだが・・・)物づくりがしたくなると、職員室に現れ、今日使う七つ道具を引き出しから出してきて、自分の周りにきれいに並べる。画用紙・色紙・はさみ・シール・セロテープ・ガムテープ・色鉛筆・マジックペン・穴あけパンチ・・・彼の道具は限りない。
制作活動が始まると、黙々と取り組む。絵といい、貼り合わせのものといい、本当に夢のある、楽しいものが出来上がる。見る人間を幸せな気持ちにすると言っても過言ではない。なんとも、すごい表現力である。大満足で、職員室のあちこちに作品を貼るGoGoくん。ならばよ~し!!“Go!Go!ギャラリーをつくろう”・・・・・・ということで、今は、職員室の一角が彼の画廊と化している。毎日増えていく作品は、みんなの心をなごませてくれる。
今、彼は、言葉で“自分”を表現してはくれないが、こんなに素晴らしいコミュニケーションの手段をもっている。絵を見ていると、今日の彼の気分が、ちゃんと伝わってくるから・・・。
いつも、無邪気な子どもたち・・・。でも、ちょっとゆっくり大人と接したい、何かを伝えたい、何かに気づいて欲しい・・・そんな瞬間を誰もがもっている。職員室は、少しばかり、年寄り?が、いつも定位置に座っている。子どもたちは、こんな空間に一時のやすらぎを感じてくれるのかもしれない。
何はともあれ・・・・・・これからも、職員室が、“子どもの心を表現できる場”であるよう、日々楽しませてもらいながらも努力していきたいと思う。』
なんとも有難い気持ちでいっぱいになって、この文集を読んだ時涙がこみあげてきた。
ごうごうは、親から離れた場所でも一生懸命に自分を表現している。また、それをちゃんと見ていてくれる人がいる。
先日、その“Go!Go!ギャラリー”を見せてもらった。
職員室のキャビネットに“Go!Go!ギャラリー”と書いた大きな模造紙が二枚。
ごうごうは一日一回、職員室を訪れては、絵を描いたり貼ったりして作品を仕上げては、
ここへマグネットで貼っているらしい。
ごうごうに占領されている机には、いつでもごうごうが制作活動が出来るように、七つ道具がセッティングされていた。
模造紙に貼り切れなくなった作品は、古い順に画用紙に糊で貼って綴じて下さっているようでした。
今日は担任の先生と個人面談がありました。
三年前、初めてこの園を訪れた時に緊張しながら話をした応接室で、
今日は園長先生も途中から一緒にお話に来られて、「もう三年も経つのね・・。」と思い出話も・・・。
当時は私は病み上がりで一番弱っていた時だった。
ごうごうも私も、大好きだったこの園とも、あと少しでお別れです。
春から始まる新しい生活にも希望はふくらむけれど、今のままずっと、この園にいられたらいいのにな・・・と言うのも本音です。
環境はがらりと変わってしまっても、ここで過ごした3年間は、
私たち家族にとって忘れることのない、大切な思い出になることでしょう。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kirakira.gif)
今の園ともあと少しでお別れです。
これまで、園の先生方に見守られ、私たち親子は成長してきました。
今日は、私たち親子を見守って下さってた先生方のうちの一人でもある園の主任先生が綴った
年に一回発行される、お隣の保育園との合同の文集に載せられた文章を紹介させて頂きます。
(題名) 「職員室って?」
『 最近、職員室でパソコンに向かっていると、かわいい来客が、とっかえひっかえ現れる。 お部屋でにぎやかに友達と遊ぶのは楽しいんだけど、子ども心に、ちょっと、ひとやすみしたくなるのだろうか?
ある子は、「あんな~せんせい、きのうな~・・・」から始まって、とにかく聞いてくれとばかりに、お話に夢中になる。また、ある子は、ただ静かに(大人のまねをしてか)パソコンの前に座ってなにやら物思いにふける・・・。かと思えば、いきなり跳びついてきて抱っこをせがむので、ぎゅっと包んであげるとニコッと笑ってすぐにお部屋に帰っていく子もめずらしくない。さまざまでが、みんな何かを求めて、顔をみせてくれるようである。
そんな中、小さな芸術家!GoGoくんを紹介したいと思う。
GoGoくんは、職員室に自分の机をもっている。(いつのまにか占領されたのだが・・・)物づくりがしたくなると、職員室に現れ、今日使う七つ道具を引き出しから出してきて、自分の周りにきれいに並べる。画用紙・色紙・はさみ・シール・セロテープ・ガムテープ・色鉛筆・マジックペン・穴あけパンチ・・・彼の道具は限りない。
制作活動が始まると、黙々と取り組む。絵といい、貼り合わせのものといい、本当に夢のある、楽しいものが出来上がる。見る人間を幸せな気持ちにすると言っても過言ではない。なんとも、すごい表現力である。大満足で、職員室のあちこちに作品を貼るGoGoくん。ならばよ~し!!“Go!Go!ギャラリーをつくろう”・・・・・・ということで、今は、職員室の一角が彼の画廊と化している。毎日増えていく作品は、みんなの心をなごませてくれる。
今、彼は、言葉で“自分”を表現してはくれないが、こんなに素晴らしいコミュニケーションの手段をもっている。絵を見ていると、今日の彼の気分が、ちゃんと伝わってくるから・・・。
いつも、無邪気な子どもたち・・・。でも、ちょっとゆっくり大人と接したい、何かを伝えたい、何かに気づいて欲しい・・・そんな瞬間を誰もがもっている。職員室は、少しばかり、年寄り?が、いつも定位置に座っている。子どもたちは、こんな空間に一時のやすらぎを感じてくれるのかもしれない。
何はともあれ・・・・・・これからも、職員室が、“子どもの心を表現できる場”であるよう、日々楽しませてもらいながらも努力していきたいと思う。』
なんとも有難い気持ちでいっぱいになって、この文集を読んだ時涙がこみあげてきた。
ごうごうは、親から離れた場所でも一生懸命に自分を表現している。また、それをちゃんと見ていてくれる人がいる。
先日、その“Go!Go!ギャラリー”を見せてもらった。
職員室のキャビネットに“Go!Go!ギャラリー”と書いた大きな模造紙が二枚。
ごうごうは一日一回、職員室を訪れては、絵を描いたり貼ったりして作品を仕上げては、
ここへマグネットで貼っているらしい。
ごうごうに占領されている机には、いつでもごうごうが制作活動が出来るように、七つ道具がセッティングされていた。
模造紙に貼り切れなくなった作品は、古い順に画用紙に糊で貼って綴じて下さっているようでした。
今日は担任の先生と個人面談がありました。
三年前、初めてこの園を訪れた時に緊張しながら話をした応接室で、
今日は園長先生も途中から一緒にお話に来られて、「もう三年も経つのね・・。」と思い出話も・・・。
当時は私は病み上がりで一番弱っていた時だった。
ごうごうも私も、大好きだったこの園とも、あと少しでお別れです。
春から始まる新しい生活にも希望はふくらむけれど、今のままずっと、この園にいられたらいいのにな・・・と言うのも本音です。
環境はがらりと変わってしまっても、ここで過ごした3年間は、
私たち家族にとって忘れることのない、大切な思い出になることでしょう。
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