新イタリアの誘惑

ヨーロッパ・イタリアを中心とした芸術、風景。時々日本。

階段紀行・西日本 大阪編④ ウエディング用、イベント観戦用、非常用… 階段にもいろんな使い道が。

2021-06-15 | 階段紀行・西日本 

 阪急梅田駅のビル内を歩いていて偶然見つけた階段。ウェディング関係の店で、正面階段が大きな螺旋を描いていた。

 階段中央に光の装飾があしらわれており、室内の照明を受けてキラキラとまぶしいほど。

 高さはそれほどでもなく、螺旋はぐるりと一周しているだけだが、金属製の質感のせいもあって、なかなか派手な造りになっていた。新婚カップルがこんな場所で記念写真を撮るんだろうなあ。

 阪急梅田本店9階には、イベントスペースの祝祭広場がある。様々な特売やイベントの開催に使われているが、その一角に大階段が設けられている。

 中央の広場でイベントがあれば階段は観客スペースとなって、腰を掛けてイベントを見物できる仕組みで、ギリシャローマ時代の野外劇場を思わせる造りだ。

 私が訪れた時は、買い物客たちが思い思いに階段に座って、飲み物を飲んだり友人たちと話し合ったりしている最中だった。

緩い勾配で、段はゆったりとした広さに なっており、くつろげる場所として市民にも受け入れられている様子がうかがわれた。

 その後で訪れたのが大阪市中央公会堂。1918年完成のルネサンス様式を基調とした洋風建築。大阪城と共に大阪のランドマークにもなっている。2002年に改修工事が行われて現在の姿になった。ここは地下部分を少し見ただけだったので、ほんののさわりだけ。

 重厚な階段を垣間見ることは出来た。

 手すりのデザインが変わっていて面白い。ここは改めて何時かじっくりと観察してみたいと思っている。

 帰り道に見かけた中之島の川端に立つビル。最上階まで続く非常階段が半端ない。いくら非常時でもこんなに長い階段を駆け下りることなんか、私にはできそうにもない・・・。

 


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