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GLOBE-TROTTER

東京で世界を感じる(衣・食・住?)BLOG

Restaurant ALADDIN(アラジン)でランチ@広尾 その1

2009-01-30 01:03:51 | RESTAURANT-FRENCH

恵比寿に住んでいた時から、幾度となくお店の前を通っては気になっていたフレンチの老舗ALADDIN(アラジン)
…やっと行ってきたのですが、随分前で記憶が(いつも以上に)曖昧

広尾駅から広尾商店街を抜けて明治通りを渡ったところ。この通り、一見地味だけど実は有名&美味しいお店が昔から多いのですが、この5年くらいでお店が急増!レベルは落とさず盛り上がっていて素晴らしいグルメストリート※特に深夜飲みが充実してます(笑)。


ちなみに、このALADDINの下のフロア(半地下)は昔Aroma-fresca(アロマ フレスカ)、現在Ristarantina Barca(バルカ)が入っています。

エントランスからキッチンが!何度も通った道だけど、こんなクラシカルな雰囲気に見せるキッチンというのが新鮮でした!調理にお忙しいシェフもガラス越しに挨拶してくださってなんだかテンションあがります♪(やっぱりキッチンが見えるってよほど自信がないとできないし、だからこそ美味しいものが安心していただけそうで期待が膨らみます!)


ラズベリーのシャーベットを入れたシャンパンカクテルで乾杯(季節のフルーツをシャーベットにした食前酒が定番のよう)キリリと冷えた甘酸っぱいシャンパンが気持ちいい!(訪問は、真夏だったので

ランチは前菜+メインから2品選ぶAコース(¥3,600)と3品選ぶBコース(¥4,800)、どちらにも+デザート&コーヒーが付きます。A、Bコースのほかにシェフのおすすめコースも有(¥6,800)。メニューを見て、Aコースにスープを付けました。


まず3種類のオリーブとパンにはリエットがついてきます。これだけでワインが進む~。


"かぼちゃのポタージュ カリフラワーのババロア" コースに追加したスープ。(値段失念)


私 前菜"帆立貝とセップ茸のキャベツ包み蒸し" メインがシェフお勧めの鶉だったので前菜は軽めに。


中にはぷりっぷりの大きなホタテ!火入れが絶妙で食感が味付けも程よく酸味が効いたさっぱり風味。


パートナー前菜"ハチの巣のソテー" "レストラン"ではあまり見かけないハチの巣ですが、パートナーはジビエと内臓料理が有名なシェフがメニューに載せているのだからとこっち方面にチャレンジするタイプ(笑)。もちろん臭みなど一切なく、味付けさっぱり外側カリッと中はぷりぷりの食感を活かしています。


私 メイン"鶉の木の子とワイルドライス詰めロースト" カリッとローストされた鶉にターメリックのような香辛料(つまりカレー風味?)味の焼き汁をベースにしたソース、しっかりめの歯ごたえの白米とワイルドライスはそれだけでもしっかり味だけど鶉の旨味と一緒になるとさらに美味しい♪皮パリ、お肉ふっくらジューシーな鶉、ローストの加減も絶妙


パートナーメイン "自家製アンドゥイエット" 内臓の入ったソーセージ。前菜に引き続きワイルド系のチョイス(笑)。ぷりっぷりの新鮮なモツがたっぷり!味付けは上品に意外とあっさりめなのは、さすがですがちょっとアクセントになるスパイスが欲しかったかも。

デザートはその2へ…。

レストラン アラジン (Restaurant ALADDIN) (フレンチ / 広尾)
★★★★ 3.5





L'embellir(ランベリー)でクリスマスコース2008@南青山 その2

2008-12-23 18:51:43 | RESTAURANT-FRENCH
その1の続き…


前菜:カリカリのジャガイモで包んだ赤座海老

プリプリに身のしまった赤座海老をパスタ状にのばしたじゃがいもで包んでカリッと揚げた一品。オマール海老の泡のソースとキノコのソテーで。

こんなポテトで包んで揚げるお料理大好き(例えばシュマンのボール状のブータンとか※今はもう食べられないけれど

歯ごたえがしっかりの赤座海老は噛めば噛むほど旨みを感じ、カリカリポテトの食感と合わせても面白い!今回のコースで1番好きだったお料理です。


お魚料理:潮の香り ホウボウのポワレ (手前)アンティーブのレモンビネガーのマリネと(奥)品川カブをトマトのソースで ホウボウの頭のお出汁をカレー風味のスパイスで。アンティーブはちょっとクセがあって苦手私たちのすぐ後の方からはホウボウスズキに変わっていました。 


お肉料理:福島県産軍鶏の(奥)胸肉と九条ネギのソテー(右)モモ肉にきのこのムースを詰めたモノ(左)カブのムースを生ハムで巻いてさらにナスで巻いたモノ  

残念ながら今回のメインはあまり印象に残らず…普通に美味しかったです


今回は入口から1番奥の席、なんとこちらからはキッチンが見れます。少し慌ただしいですが、岸本シェフをはじめキッチンスタッフの方の動きが見れてなかなか楽しいお席でした


この日のワインは白グラス2+赤グラス1。メインの後もワインが残っていたので、チーズを少しもらいました。ハード系がミモレットしかなかったので、迷っていたらちょっと若いコンテとウォッシュタイプのモノを少し(¥1,600 お安い!)。ワインとチーズの時間も大好きチーズの種類が少なかったのは、ランチだったからかな?


デザート:甲州百目柿とマスカルポーネのクープ ハイビスカスのソルベ 上から柿とオレンジの果肉・マスカポーネ・柿のジュレ・すだちのジュレ。層の間に散らされた細かく砕いたタルト・シトロンのザクザクした食感も


ハーブティーとミニャルディーズ キモーヴ・マカロン・クグロフ。地方発送もしているクグロフは人気のようで、私たちが行った時も北九州や関西からもオーダーが入っていました

いつもと同じく最後は京都産の紅芋のお酢で〆。


シェフがEVまでご挨拶に来て下さいました。その場で頂いたカワイイお土産このクッキー、販売していたら絶対買って帰りたいくらい美味しかったです!!

さてさて、今回はクリスマスメニュー期間ということもあってなのか??前回の"どのお料理もとっても美味しくて美しかった"&"丁寧で心地スマートなサービス"とはちょっぴり変わっていたかなぁ?

特にワイン好き(酒飲み?)のパートナーはワインをお願いしてリストではなく、グラスワインのワゴンが来たのに驚いていました(苦笑)。リストも出してもらったけれど結局、好みのモノがなかったので今回はグラスに。この日のフロア、ワイン率20%以下?と思うほどワインのお客様が少なくてまたビックリ!!ランベリーはミネラルウォーターの種類が多いので、お水でもいろいろ楽しめるからかな?ランチタイムだし、そんな訳でグラスワインのワゴンが先に来たと判断しました(前回はワイン飲みチームだったので?!すぐにワインリストが来たのですが(笑))。

また通常メニューに戻った頃、いつものコースで頂きたいな




L'embellir(ランベリー)でクリスマスコース2008@南青山 その1

2008-12-21 01:11:36 | RESTAURANT-FRENCH
北海道旅行記、ちょっとお休みしてたまにはタイムリーな記事。


久しぶりのL'embellir(ランベリー)でクリスマスコース

初めて来たときは、EVの存在に気づかず階段で下りてしまったけれど今回は初訪問のパートナーと一緒だったのであえて階段で。行きも帰りもEVだとこのスペースが見れないのです


実は予約が取れた日がクリスマスメニューの始まる日以降だったので、たまたまこの日になってしまいました(正直選択肢が少ないクリスマスメニューが好きではないのです。とはいっても華やかな雰囲気は気分が盛り上がりますね(笑)


ウェルカムプレートから、どんなお料理や食器を使われているかワクワクします。


去年行ってからリニューアルされたと聞いていましたが、どこが変わったのかあまり分からずクリスマス期間でもテーブルの間隔や配置はいつも通りゆったりとしていて、高い天井が気持ちいいです


フレッシュな洋ナシ入りのシャンパンカクテル。ピーチのリキュールがほんのり効いています。とても美味しく飲みやすかったのだけど、ガスが弱くて『微発泡…じゃないよねぇ(1組目だったので)』と思ったりしてしまったのですが、フレッシュなフルーツと合わせる時はたくさんかき混ぜるので発砲が飛びやすくなってしまうということでしたやっぱり普通にグラスシャンパンのキリリとした喉越しが好みかな(苦笑)。


クリスマス期間はコースが2種類。"P"assionという季節の食材を使ったシェフのお任せコース(¥6,825)と"Noel"という同じく旬の食材を使ったクリスマス向けのコース(¥12,600)。


今回は"P"assionのコース。"群馬県金子農園のカブのムース ウニとオマール海老のジュレ"

優しい味わいのカブのムースに厚岸産のウニとオマール海老の風味の効いたジュレに、オレンジの泡状のソース。ウニやオマール海老のアクセントで、カブのムースの優しくなめらかな味わいをさらに感じます。相変わらず食器とお料理の見せ方が美しい!


たぶん前回と変わらずセモリナ粉の香ばしいパン。いくつでも食べられそうなくらい美味しい!!(セモリナ粉のパン大好き常にアツアツをサーヴしてくれます。前回、バターは有塩(かなり大粒の海塩入り)と無塩が用意されましたが今回は有塩(ノーマル?な)タイプのみでした。


ムルソーをグラスで(¥1,500)。どっしり樽香のするムルソーが好みですがこちらは、ナッツのような香りが香ばしい若々しいモノでした。↑パンとワインだけでも何杯でもいけそう(笑)。

その2へ続く…

ランベリー (L’Embellir) (フレンチ / 表参道、乃木坂、外苑前)





EdiTion Koji Shimomura (エディション・コウジ シモムラ)でランチ@六本木一丁目 その2

2008-12-09 00:25:26 | RESTAURANT-FRENCH
その1の続き…


デセール1:再構築したクリスティーヌ苺のタルト+¥1,000 (私&MAKIMIさん&Mちゃん)

甘~いイチゴとフレッシュなミルクのジェラート。甘さ控えめです。

デセール2:クリーム未使用のガナッシュショコラ ソルベ・カカオのパウダー カカオウォーターと共に
(camilleさん)
パウダー状のカカオのソルベにビックリ!生クリームを使わないビターなデザート。カカオ・マルドン産海塩やアルベッキーナ種オリーブオイルと一緒に。


チコリと豆乳のプティ・ポ カボチャのタルティーヌ 
見た目も味も斬新なデセール。ちょっぴり不思議な味わいでした。


フレッシュハーブティー 10種類から選べるハーブティー。レモングラスなどのブレンドティー、爽やかなモノを頂きました。

お店は、設計・デザインからシェフがプロデュースされたということでモダンでシンプルなインテリア。食器なども個性的で目を楽しませてくれます。天井が高いのであまり広くない空間ですが、とても居心地がよかったです

最後にシェフが各テーブルに挨拶に回られお料理の感想など丁寧に受け答えされている姿が印象的…でしたが、今回一緒に参加してくれたお友達Mちゃんが2回目の訪問だと話を始めたところ『同じお料理は出ていませんか?(予約の名前が違うのでわからないのですが)前回、何を召し上がりましたか?次回ご予約の際は言ってください!!』というところからMちゃんピンポイントでなんだかお料理とは別の方向で話が弾んでしまって(苦笑)。…かなり気さくなシェフのようです


その後、出口までお見送りに来てくれたシェフに提案して頂いた泉ガーデンのPAULへ(挨拶の後も見えなくなるまでお見送り?!。お店の先でこれからのお茶タイムの話をしているとオススメしてくれました(笑))。

シュー・ア・ラ・クレームとダージリンティー カスタード&たっぷりの生クリームのシュークリームPAULでも、たくさんおしゃべりをして楽しい1日でした

どうでもいいことですが、先日同じ六本木一丁目の『六本木 ヴィラフォンテーヌ アネックス』に住む友達を訪ねたところ初めて来たのに『…この内装、昔見たことがあるような気がする』と思ったら、どうやら六本木プリンスだったのをそのままヴィラフォンテーヌ アネックスとしているそうです。友達は海外から旦那様の転勤で10年ぶりに日本に帰ってきたので、一時的に住んでいるのですが『ホテルの部屋そのままつなげてたりするから不思議な部屋の形なんだよね~』と言っていた通り、かなり不思議な作りでした。向かいがIBMのせいか?美味しいインド料理屋さんが多いらしいので、今度はカレー目当てで行ってみたいと思います

EdiTion Koji Shimomura (エディション・コウジ シモムラ)で  ランチ@六本木一丁目 その1

2008-12-08 00:27:15 | RESTAURANT-FRENCH

4月のフレンチ会で行ったEdiTion Koji Shimomura (エディション・コウジ シモムラ)

camilleさん、MAKIMIさん、私のお友達Mちゃん(Mちゃんは2回目の訪問)で伺いました。先月発売されたミシュラン東京2009でオープン2年目にして2つ星を獲得☆☆
↑インパクト大のアミューズ:生ハムとケッパーのミニハンバーガー、パルミジャーノ・レッジャーノのチュイール。とってもカワイイミニハンバーガー、小さくてもバンズしっかりのミニハンバーガーはフレンチのアミューズでは珍しいかも?以前フレンチ会で伺ったピエール・ガニェール・ア・東京のお料理を思い出しました。

今回は前菜・魚料理・肉料理・デザート・フレッシュハーブティー(¥6,300)のコース。グラスシャンパンを頂きながらコースメニューを伺っていると、なかなか珍しい食材を使ったお料理が多くどんなお料理が出てくるのか興味津々でした♪


パンは香ばしい全粒粉のパン、バターの上には岩塩が乗っています。


前菜:・ブーダン・ノワールのガトー仕立て 様々なリンゴのバリエーションと共に(私&camilleさん)

メニューにあったら必ずオーダーしてしまう私の定番ブータン・ノワール(笑)。でもこんなにデザートのように美しいブータンは初めてです!!ムースのようなねっとりした冷製ブータン・ノワールは全くクセがなくブータン好きとしてはちょっぴり物足りないかな?でもいつものブータン・ノワールとはまったく違う新鮮な食感は楽しいですスライスやピューレ、シードルなどいろいろな"リンゴ"と合わせて。


前菜2:海水で軽く火を通した三陸産カキの冷静 海水と柑橘のジュレ、カキと岩のりのムース(MAKIMIさん&Mちゃん) 
MAKIMIさんが『今年(2008年)No.1の牡蠣だった!!』と大絶賛のお料理。前菜にブータンがなければ…次回機会があれば必ず!!


お魚料理:カダイフをまとった的鯛の軽やかなフリット ブロッコリーのクーリとレモンのコンフィチュール(私&camilleさん)

下村シェフのスペシャリテ ガダイフという細い麺の食感も楽しいさっくりとフリットされた的鯛。鮮やかな緑のブロッコリーのソースとキリリと締めるレモンのソースと甘酸っぱいレモンのコンフィチュールと爽やか軽~いお料理でした。


お魚料理2:三重産ウツボのベニエと帆立のポワレ チョリソとイカ墨のソース(MAKIMIさん&Mちゃん)
"ウツボ"に過剰反応してしまいましたが(苦笑)、見かけによらずふっくらした食感でした。意外とフレンチで使われる食材だそう。


お肉料理:北海道産仔羊もも肉のロースト 
残念ながらあまり印象に残っていないメイン(涙)。

デセール~はその2へ続きます。

EdiTion Koji Shimomura (エディション・コウジ シモムラ) (フレンチ / 六本木一丁目)