今日のリンスケさん、と アサちゃん

じょいフル式育児日記

宝ヶ池公園

2010-04-26 21:56:52 | Weblog
茶山から叡電に乗って、宝ヶ池へ。
平安騎馬隊の所まで歩いてくれるか心配だったけど、リンスケさんも舗装した道路ではなくて
木立を木の枝を振り回したり松ぼっくりを投げたりしながらだとけっこうな距離を歩いてくれる。
途中で落ち葉を水に落としたり、石を川に投げたりして、その度に立ち止まって
終わるまで待っていないといけないので、時間はものすごくかかるのだけど。
ちょうど厩舎で馬を磨いて馬場に出すところで、険しい顔で黙々と作業をしていた騎馬隊の警察官の人が
険しい顔のまま「お馬さん、触るか」と声を掛けてくれて、リンスケさんはまぁ怖がって触れなかったのだけど
いつもそうやって見学に来ている小さな子供にサービスをしているようだった。
早く公園に戻りたいのかと思ったら、「もうちょっとおうまさんみてるわ」と言って
けっこう長い時間馬が馬場をグルグル走るのを眺めていた。
子供の楽園でちこさん達と合流して、ナチュラルに移動してランチ。
大人用のランチプレートをほとんどリンスケさんが平らげてしまう。
今日はとりあえず顔合わせという感じだったけど、食育教室に向けて会場とかやり方とかを
これからみんなで考えていこうという話をする。

ゴーカート

2010-04-25 15:58:19 | Weblog
ブリちゃんと三人で大宮交通公園へ。
あの坂道をキコキコ上ってはるばる連れて行ったけど、リンスケさんは機関車とか電車は
サラッと見ただけで、ゴーカートに乗ることだけが目的だったみたいに、
250円で一周出来るゴーカートにブリちゃんと乗ると、もうやることはやったという顔をしていた。
今は、ゴーカートで一周しただけでしばらく興奮に浸っている可愛い2歳児だけど、
そのうち、「あと一回」と言っては何度も250円をせびる普通の小学生になるんだろうなぁ。
「御倉屋」をたまたま見つけたので、おそるおそる入ってみると
全然お菓子屋らしくないというか、そもそもお店というより日本家屋の玄関みたいな所の隅に
値段の付いていない和菓子が並んでいて、ちょっと只者ではない雰囲気。
ブリちゃんの実家にお土産の分と、自分達のおやつを買う。
生菓子一個でショートケーキくらいの値段がするけど、満足度でいうと、
ただの餡のかたまりみないなお菓子でも、豪華なショートケーキを食べたのと同じくらい
手の掛かったいいモノを食べたという気がするので、
せっかく京都にいるうちは、ケーキより和菓子を食べておくべきだという気がしてきた。
これから美味しいケーキはいくらでも食べることがあるだろうけど、
美味しい和菓子は、京都にいる今ほど、いいものが簡単に手に入ることはもうないだろうから。

お友達と森

2010-04-24 23:37:47 | Weblog
11時にカイくんを迎えに行って、御所の森へ。
雨が少し降ったり、急にサッと晴れたり、でも風は冷たい変な天気。
リンスケさんとカイくんは、二人で倒れた木の幹に登ったり、茂みの中に入り込んだり、
じょいフルと二人で来るよりはるかにたくさんの楽しみ方を見つけて遊んでいる。
姿が見えなくなって二人のはしゃぐ声だけが聞こえるので、その辺で茂みに潜って遊んでいるのだろうと
カイくんのお母さんと話をしていたら、気がついたら迎賓館でアラームが鳴り続けていて、
リンスケさんとカイくんが赤外線に感知されながら
「これより先に入ってはいけません」と書かれた溝の中を歩いていた。
「国によっては撃たれるよ」って、カイくんのお母さんが言うと何となくリアルで怖い。
最後はリンスケさんがグダグダになって地面に寝転がって泣いたりし始めたので解散。
もう帰りは土と花粉と葉っぱでどろどろだったけど、
相当森でのびのび遊べたみたいで、3時間近くぐっすり眠る。
こういう場所では、もう母親と来るより友達との方が、リンスケさんも楽しいのだと分かった。
やっぱり来年から幼稚園か。
ひらがなとか時計を教えてくれなくてもいいし、先生が英語を話すとかでなくてもいいから、
園庭に森がある幼稚園が、どこかにないかなぁ。

やられ系

2010-04-23 22:51:47 | Weblog
昨日から仕込んでいた筍のおこわを、朝のうちに圧力鍋で炊く。
筍を細かく刻むのが大変なくらいで、手間は普通の炊き込みご飯くらいなのに
おこわというだけで、ピカピカのもち米で見た目が力強くて
何となく豪華な感じがするので、それにもらって困るものではないので、
ちょっと人に持っていくのにちょうどいい。
ソウちゃんちのとカイくんちに分けてパックに入れて、
あとは朝から開いているのはバイカルくらいだったので
行きにバイカルでチーズケーキを買って、リンスケさんと叡電に乗る。
降りた駅は本当にローソンなんてあるのかなと思うような山の中だったけど、
ソウちゃんの家は高台の住宅地になっていて
今どきのおしゃれナチュラルライフの雑誌に出てきそうなセンスのいいお家だった。
ソウちゃんとリンスケさんは、おもちゃを取り合うでもなく小競り合いをするでもなく
一緒に遊んでいるようなそれぞれ別のことをしているような
絶妙な距離を取り合いながら静かに遊んでいた。
ソウちゃんもリンスケさんも、もっと気が強い子がいたら
泣かされてばかりの「やられ系」だけど、二人とも「やられ系」だから
あんなに平和に穏やかに遊んでいるんだろうというのが、ソウちゃんのお母さんの分析。
まぁ確かに、リンスケさんは気が小さいから、他の子のおもちゃを分捕ったりは出来ないし、
他の子を叩いたり押したりもしないのは、母親としては楽だと思う。
叩かれる子より、叩く子のお母さんの方がずっと周りに気を遣って悩んでいるだろうから。
お昼はソウちゃんのお母さんが大分の団子汁を作ってくれて
ピラピラのきしめんのお化けのような団子が入っていて美味しかった。
下の子が生まれたことはソウちゃんにも大きな衝撃だったと思うけど
やきもちを焼きながらもソウちゃんなりに世話をしようとしたり、
可愛がろうとしているのを見るといじらしくて、
下が生まれてますます上の子も可愛く思えるようになった、と
ソウちゃんのお母さんが本当に嬉しそうな表情で言っていたのが印象的だった。

パズルと紙芝居

2010-04-19 21:40:54 | Weblog
リンスケさんはすっかり回復したみたいで、朝ごはんを食べながら
「きょうはどこにおでかけしようか」と張り切っているので
お弁当を持って車で太陽ヶ丘公園まで行く。
リンスケさんは相変わらず、立派な滑り台よりも池に葉っぱを落として遊ぶ方が好きらしい。
片道1時間くらいかけて行って、広過ぎるくらい広くていい公園だったし、
リンスケさんは車に乗るのは喜んでいたけど、そうでなかったら、今のリンスケさんには
自転車で5分の下鴨神社の、糺の森で遊ぶので充分なのだと思う。
いつの間にか60ピースのパズルを一人で完成させるようになっていた。
2歳半でも、繰り返ししているとどこにどのピースがくるか憶えてしまうらしい。
左端のミニーちゃんの辺りは、じょいフルよりも早く埋められるくらい。
それに、紙芝居が出来るようになった。
今借りている紙芝居を、一応話の流れが分かるくらい説明できるようになっている。
前から一枚ずつめくって手前に来た紙の裏を読む、という、紙芝居のシステムを理解しているので驚いた。
聞いていると、じょいフルやブリちゃんの言い方を真似して読み上げているので、
周りの大人は言葉遣いを気をつけなくてはと思う。
今のところリンスケさんは「きらい」という言葉を知らないので、使わない。
じょいママに言わせると、「言葉があって初めて概念が存在する」のだそうだから、
それでいくとリンスケさんは「嫌い」という感情を知らないことになるけど、本当かなぁ。

病児保育可

2010-04-17 22:46:06 | Weblog
結局倉敷に帰ろうとしていた日は、午前中にも一度吐いて、
起きてしばらく経つとまたグッタリの繰り返しで、夕方までそんな感じだったので、
倉敷に帰ることは断念。
どろどろのお粥に、ほぼペースト状の人参スープと、ほとんど離乳食のようなものばかりを
ほんの少し食べて過ごす。
土曜日はブリちゃんが仕事を休んでリンスケさんを看てくれることになったので、
じょいフルは5時40分起きで岡山へ出勤。
地下鉄の駅に向かいながら、こうやって姫路まで仕事に行っていたのを思い出す。
あの頃は、慣れない新婚生活で毎日晩ごはんを考えるのに必死だったし、
お腹で赤ちゃんがどんどん大きくなるし、ブリちゃんは試験勉強でビリビリしていたし、
常に交感神経が張りまくっている毎日だった。
人生で、大学受験と国試の前の次くらいによく頑張った日々だったと思う。
帰りの両備バスが今回も一本来なくて腹が立ったくらいで、
帰りが予想外に大荷物だったこと以外は、日帰りで岡山に仕事に来るのも大したことないと分かった。
夕方じょいパパが、病院まで大量の筍とこごみと庭の野菜持って来てくれたのを、両手に提げて帰る。
リンスケさんは、じょいフルの留守中に、公園に散歩に行くくらい回復したらしく、
ブリちゃんが晩ごはんに作ったしじみ入りのおうどんを一玉全部食べたのだと。
帰ったらブリちゃんが熟睡していたので、そりゃそうだよなぁと思っていたら
意外にも晩ごはんの支度が出来ていて、よく見たらリンスケさんに食べさせた後の台所も
ちゃんと片付けてあった。
いまやブリちゃんは、「全食事付き、延長保育あり、病児保育可」のフルサービスで
保育が出来るようになっていて、頼もしい限り。

悩ましい看病

2010-04-15 23:11:54 | Weblog
またしても仕事を始めて2時間で、保育園から電話が入って、
冒頭から「一時間前からリンスケ君の様子がおかしくて」と言われてうろたえる。
怪我をしてとか、熱が出てとか、具体的な不具合よりも
「様子がおかしい」なんて言われ方が一番不気味で怖い。
「さっき寝ていたら急に起きてガバッと吐いてしまって」「今はぐったりして寝ています」
「熱はないので大丈夫なんですけど、どうします?」って、
その話ではちっとも大丈夫じゃないんじゃないのと、一昨日の熱の時よりよっぽど急いで仕事を抜ける。
地下鉄の中で、髄膜炎だったらどうしようとか、今から行ける小児科があったっけとか色々考えていたけど
保育園に着いてみると、さっき下痢もしましたと言われて、嘔吐下痢症だったと判明。
原因不明の不気味さから解放されてホッとしたけど、
普通のママさんならとっくに経験済みのはずの嘔吐下痢が
リンスケさんは今回初めてだったので、お水の飲ませ方とか食事のこととか、
あれこれをネット先生に相談する。
嘔吐に下痢だから本人は喉が渇くだろうに、たくさん飲ませると吐くからダメというし、
かと言って飲ませないで脱水になるのが一番怖いし、
そんな状態でもリンスケさんはお腹が空いたとか言ってくるし、
このぐったりしているのは、吐き気でしんどくてぐったりしているのか、
まさか脱水でぐったりしてるんだろうかとか、
よく「子供がお腹の風邪で~」と言うのを聞いていたけど、
みんなこんな悩ましい看病をしていたのかと思った。
夜になってバタ子さんから返信があってちょっと安心する。
持つべきものは小児科の同級生だ。
あとは、明日の倉敷をどうするかということ。

母親クラブと半熟カステラ

2010-04-14 23:43:54 | Weblog
熱も下がって元気そうだったので、母親クラブへ行くことにして、
今日は年度の初回で茶話会なので、朝からシフォンケーキを焼いて持っていく。
宝笠ゴールドを使ったら、たしかに生地はふんわりきめ細かくなった気がするけど
シフォンは少しキメが荒くてジュワッとしているものだと思うので
これはシフォンよりスポンジケーキ用に使うことにする。
それでも一応高級薄力粉で焼いた特製シフォンだったのだけど、
来ていたのはSさんの他に新しいママさんが一人だけで、なんと3人でのスタートになった。
去年はたしか10人かもっといて、意見を聞くのも収集が付かない感じだったのに、
それに新しいママさんも、始終ニコニコしている穏やかそうな若いママさんで、
ほとんどじょいフルとSさんがやりたいことを言い合って、今年の活動スケジュールを決める。
去年くらい人数がいると、話し合いがちっとも建設的に進まないのが段々いらだたしくなって
つい仕切ってしまいたいたくなるのを、いやいやみんな大人で気遣いをしあって
ゆっくり話を進めているのだわと、初回から目立ったりしないように気をつけていたのだけど、
さすがに3人では、目立つも何も、やりたいことをどんどん決めていかないと始まらない。
とりあえず来月はベーグルを作ることになった。
夜、ブリちゃんが半熟カステラをお土産に提げて東京から帰ってきた。
ブリちゃんは半熟カステラのことは何も知らないで、ただ行列が出来ていたから買ってきたのだと。
知ってて買ってきたのもすごいけど、知らずにこれを買ってきとは、何という勘のよさ。
中の半熟の部分が焼く前のケーキ生地みたいな味がして、
ボールに残った生地を舐めた時の、あの味のカステラだった。
商品で売っているからこういうものだと思えるけど、
誰かの手作りと言われたら絶対失敗作だよねぇ、と言いながら、二人で美味しく食べた。

リンゴジュース

2010-04-13 22:32:37 | Weblog
仕事に行って2時間で、保育園からお熱の呼び出しがかかる。
途中でリンゴを買ってから迎えに行くと、そこそこ元気そうだし
前みたいに高熱というわけでもないので、リンゴをジュースにして飲ませて、
夜も6時くらいに寝かせて回復を待つ。
本人の中では「しんどい」「お熱」「リンゴジュース」がセットになっているみたいで
熱は素直に測らせてくれるようになったけど、
リンゴジュースを飲むことが当然の権利と言わんばかりに
「しんどいから リンゴジュースのむわ」と何度も要求される。
自分でも「リンゴジュースのんだから おげんきになってきた」と言っているので
飲めば元気になれると思っているなら、じゃんじゃん飲んで気持ちで治って欲しい。

一日雨

2010-04-12 21:26:06 | Weblog
一日雨で、昨日まで盛り上がっていた春の気分が引っ込んでしまう。
朝ごはんを食べながら「きょうはどこおでかけすー?」と言うので
雨だからねぇ、と答えたら、「あーうつ(長靴)でおでかけすー?」
「えいこーと(レインコート)きてすー?」と、リンスケさんは前向き思考だ。
それじゃぁまぁ長靴でお水を汲みに行こうか、と歩いてスーパーに向かったら
わざわざ砂利道を選んで、全ての水溜まりに突入しながら歩いていた。
今日は長靴のワニマークに気がついて、「わについているねぇ」「かっこいいねぇ」と
何度も確認しながら歩く。
よつ葉が野菜不足のために2週連続で少ししか来なかったので
野菜が人参とネギだけになってしまったので、しぶしぶ雨の中を
レインコートを着せて、キッチンガーデンへ野菜を買い足しに行く。
やっぱりおもしろい店長さんで、ケールを強く薦められて
下茹でして食べたらいいのかと聞いたら、何言ってるのという顔で
「下茹でしないといけない野菜なんてないよ」と言う。
ケールについてあれこれ聞こうとしたら、「まずは食べてみたらいいんよ」と言って
置いてあるケールの葉っぱをちぎって渡してくれた。
ケールと、ラディッシュも買ったら、なぜか菜の花も一束入れてくれて、
それに「子供はこういうのを食べたらいいんや」と、
店長の食べさしと思われる口の開いたセロリの飴の袋も渡された。
少し前は、悩める若者が集まる変な八百屋さんだったと聞いたけど、
それも何となく分かるような、強引で自信と人情がある店長さんで、
面白いからまたよつ葉の野菜が足りなくなったら買いに行こう。
夜ブリちゃんと、じょいママが持ってきてくれていたウドを食べる。
子供の頃に食べて以来の気がするし、あんまり好きではなかったくらいしか憶えていなかったけど、
皮を剥いて酢味噌で和えて、皮は鰹節とキンピラにしたら
若い木ってこういう味なのかと思うような味ですごく美味しかった。
自分でもこんな変わった味をどうして美味しいと思うのか分からないけど
大人になって食べられるものが増えるのは嬉しい。
大人になっても椎茸だけはどうしても美味しくならない。