今日のリンスケさん、と アサちゃん

じょいフル式育児日記

枝まで染まったさくらんぼ

2011-06-27 23:31:40 | Weblog
今朝も朝ごはんはほとんど食べないで出て行って、給食も少し残したとしょんぼり帰ってきた。
残した給食はお持ち帰りというシステムはびっくりだったけど、
初めてリンスケさんの給食の実物を確認。
ヒヨコ型のお弁当容器に、白米と鶏そぼろの残りが少し、ミルク寒天みたいなのと、
それに、じょいフルも子どもの頃によく食べた覚えがある、枝まで染まった
濃いピンク色のさくらんぼ。
よくデザートがさくらんぼなんよと言っていたのはこのことか。
何でこんな色なんだろうねと言うと、「よくうれてからとったからよ、だからあまいんよ」と。
3歳児がこんな風に認識してしまうんですよと、給食メーカーにも、
このピンクを給食に許している幼稚園にも言ってやりたい。
ワンダーブックだのわくわく図鑑だの、動物とか植物の写真で色々教えてくれるのもいいけど、
自然のさくらんぼを、どうやってこんなすごい色に染めて
給食にしているかも教えておいてくれないと。
酒粕まんじゅうを蒸して、お昼寝の後、ブリちゃんのお父さんの誕生日に持っていく。
黒糖の餡にしたけど、やっぱり和菓子はもう一つ感覚がつかめない。
あの餡の甘さが普通なのか甘すぎなのかもよく分からないし。
次は豆大福を狙っているので、赤えんどう豆というのを探してみよう。

スプーンがない

2011-06-26 23:21:33 | Weblog
リンスケさんの熱は何となく下がっているみたいだったけど、食欲は全くなくて
朝ごはんの玄米粥も炒り卵もほとんど食べない。
じょいママの誕生日ケーキは、スポンジ生地にキビ水あめと、生クリームには蜂蜜を使ったら、
リンスケさんにとっては蜂蜜は初の解禁だったけど、さすがに甘酒とかメープルシロップなんかより
ずっと強いしっかりした甘みがついて、何の遜色もないどころか、純生クリームに蜂蜜なら
家庭で作って食べるケーキのクリームとしては、充分に贅沢で美味しいと思う。
じょいフルがケーキを作っている間、リンスケさんとブリちゃんはアジサイを見に出かけて、
帰ってきたら2人とも丸亀製麺の匂いをぷんぷんさせていた。
4時過ぎにじょいママとじょいパパが来て、ケーキを食べる。
考えてみたら、この家でちゃんとお茶を出した初めてのお客さんだった。
と言っても、ちゃんと5人分出せたのはコーヒーカップだけで、ケーキ用のフォークは4人分しかないし、
デザートスプーンにいたっては一本しかなくて、みんなコーヒースプーンでメロンを食べる。
いつか揃えようと思いながら、所帯を持って4年目で、ろくにメロンを食べるスプーンもない家とはどうよ。
そういえば、イッタラが割れてしまってから、お茶を飲むコップもない。
今来てくれたお客さまには、お茶はモロゾフのプリンカップでお出しします。

ウーフみたいな子ども

2011-06-25 22:59:56 | Weblog
さすがにそろそろ不洗観音に行かないといけないのに、この暑さではスーツを着るのもしんどくて、
もうそれを理由にご祈祷は受けずにお札だけ返しに行こうかと話していたら、
ブリちゃんのお母さんが来週には涼しくなるみたいよと言うのを聞いて、お宮参りはまた来週に持ち越し。
子どもを二手に分けて、じょいフルとアサちゃんは図書館へ。
自分が選んだのだから当たり前だけど、今回もいい絵本ばかりだわと納得のラインナップで帰ってきた。
「くまの子ウーフ」はどれを読んでもいいなぁ。
ウーフが、ドジばっかりだけど好奇心いっぱいで、誰にでも優しくて素直な子というのがいい。
自分の子もこんな風に育って欲しいと思う子どもなのだ。
リンスケさんにしたら、いつも優しく愛情いっぱいにウーフを見守っているウーフのお母さんこそ、
こんなお母さんであって欲しいと思うお母さんだと言われそうだけど。
ブリちゃんとリンスケさんは、その間に、ユニクロへブリちゃんの涼しげなTシャツを買いに行く。
ユニクロのTシャツの首の開き具合があせもにすごくいいのだと。
このところブリちゃんは、強迫神経症かと思うほど、寝ても覚めてもあせものことを気にしていて、
酸性水にドクダミの花エキスに桃の葉ローションに、民間療法的な効きそうなものは何でもつけて、
かと思ったら、最後にステロイドを塗ったり。
ブリちゃんは、リンスケさんにもあせもができるのを気にしてクーラーをつけたがるし、
じょいフルは、子どもが暑くて不快じゃかわいそうと思ってクーラーをつけたがるけど、
当のリンスケさんは、多分あせもも暑さも全然気にしていなくて、汗をかきながら平気で遊んでいる。
夕方ブリちゃんの実家でプール遊びをして、帰ってきたら熱を出していた。

うわばきのまま

2011-06-24 23:25:51 | Weblog
明け方アサちゃんの声で目が覚めたら、暗がりの中、布団から転げ落ちてうつ伏せになって泣いていた。
じょいフルも半分寝ぼけていて、あらら大変と慌てて起こしてお乳を飲ませてまた寝たけど、
今になって考えると、寝返りどころか左右の首の向きも変えないアサちゃんが
どうやって布団から転げ出たのかも、どういう成り行きでうつ伏せになったのかもナゾだ。
あのまま気がつかずに朝までそのままだったらと思うと、怖くて涙が出そうになる。
決して大きな声ではないのにちゃんと目が覚めるのは、母親センサーとでもいうものか。
いつかリンスケさんが布団の中で戻した時に、なぜかガバッと目が覚めたのも。
もう昼前からじっとり暑くて、階段の下にサーキュレーターを置いて2階のドアを開けて
全館空調を試みたけど、やっぱりリンスケさんの部屋までは涼しくならない。
下ではアサちゃんにクーラーの風が当たっていないか気にして、
2階ではリンスケさんが汗をかいて寝ているのが気になって、子どもが増えると夏の暑さも2倍気になる。
今日は幼稚園で初めてのプールと、避難訓練。
リンスケさんが夜布団の中で、興奮気味に教えてくれたこと。
「ひなんくんれんは、うわばきのままそとにでるんよ」

徐々にギュウギュウ

2011-06-23 23:11:43 | Weblog
今日が園外保育の日でお弁当がいるのは知っていたけど、昨日リンスケさんが帰ってくるなり
「おべんとう、おてふき、すいとう、かならずわすれないでね」と言うのを聞いて、
子どもが一人で使える水筒がいるのだと初めて気がついた。
ペットボトルにお茶を詰めて持たせようかと思ったら、「ペットボトルじゃなくて、すいとうよ」と言うので
慌てて子2人を実家に預けて水筒を買いに行く。
こんな時にゴーカイジャーの水筒なら、リンスケさんもゴーカイジャーが何かを知らないままでも
鼻高々でお友達に自慢できるんだろうなとチラッと思いつつ、わずか3歳の子どもに
優越感を覚えさせるなんてよろしくないので、ひたすら使い易さと容量と軽さを追求してリラックマ水筒。
この暑さのお弁当なので、お手拭を容器ごと凍らして保冷材代わりに入れておいた。
本当に、先週までの過ごしやすさはウソのような、昨日も今日も32℃とかで、
アサちゃんはここで寝ているだけで熱中症になるんじゃないかと思うくらい。
家も暑いけど、ホカホカのアサちゃんを抱っこしてお乳を飲ませるのは最高に暑い。
リンスケさんが汗をかきながらお昼寝をしているのに、下で冷房を入れるのがどうしても気が引けて、
早くリンスケさんの部屋にもクーラーがついたらいいのだけど。
午前中に病院に酸性水を取りに岡山まで行ったり、小豆を煮たり。
次の和菓子用に煮たつもりが、活力鍋で煮た小豆はびっくりするくらいモチモチおいしくて、
ついそのままたくさん食べてしまった。
酒粕も黒糖もそろえたので、準備は万端。
あとは甘酒用に、白米も久しぶりにしかけておく。
里帰りで空っぽでスッキリしていた冷蔵庫が、徐々に元通りのギュウギュウになっていくのが、
やっぱりそうかとがっかりのような、ホッとするような。

ひとりだったらあいさつできるんよ

2011-06-15 23:18:00 | Weblog
朝起きたら、アサちゃんが目やにぺったりで、昨日から鼻もズビズビいっているので、
見たところ風邪っぽいのだけど、そもそも2ヶ月の赤ん坊でも一人前に風邪をひいたりするのか?
2ヶ月といえば、またヒブと肺炎球菌の同時接種で2ヶ月の赤ちゃんが亡くなったと。
それってアサちゃんと同じ頃に生まれた子どもでしょう。
プクプクし始めて、ちょっと笑うようにもなって、これからどんなに可愛くなるんだろうという時に、
注射に原因があるのか、SIDSなのか、どちらにしても生まれて2ヶ月で亡くなるなんて不憫でならない。
この間リンスケさんの日本脳炎に行った時も、今は予防接種の数が増えているから
アサちゃんも早めにスタートした方がいいと言われた。
注射の度に、万一これで命を落としたらという、多分じょいフルが子どもの頃には
じょいママは考えもしなかったであろう不安を感じながら連れて行かなくてはいけない。
実際のところは、そんな心配をするくらいなら、スーパーの駐車場で事故に遭うとか、
高い所から落ちて頭を打つとか、そういうことの方がよっぽどリスクが高くて
親が気をつけないといけないことなわけで、
多分今回のことでまたアンチ予防接種派の人の声が大きくなるのだろうけど、
医学を生業にしているじょいフルとしては、自分の子どもには予防接種は
全部受けさせるつもりだし、そうする他ない。
交通事故に遭うかも知れなくても、子どもを車に乗せない親はいないのに、
副作用があるかも知れないから予防接種を受けなさせないというのは、おかしなことではないか。
ブリちゃんの実家に、どくだみ茶とお赤飯のお礼に、鬼まんじゅうを作る。
簡単なのかと思いきや、あの片手鍋では7つずつしか蒸せないので、蒸して取り出して、
お湯を沸かし直して、また蒸してを繰り返す間に、アサちゃんにお乳をやったり、
リンスケさんを迎えに行ったりしたせいで、けっこう手間が掛かった印象。
本物の蒸し器があれば、作ってみたい和菓子が他にもたくさんあるんだけどなぁ。
今日もリンスケさんは、とうもろこし畑の所から一人で歩いて行って、園長先生に挨拶もしたのだと。
自分でも「ふたりだとはずかしいけど、りんちゃんひとりだったら、あいさつできるんよ」と言っていた。
あれは何なんだ。
照れなのか意地なのか、親の前でいい子に振舞うことにどうして抵抗があるんだろう。
ブリちゃんは何となく分かると言うけど、じょいフルにはさっぱり分からない。
意地を張るのも成長の証と言うけど、そこをさらに成長して、親の前でもいい子にして欲しい。

問題の問題

2011-06-07 23:31:46 | Weblog
実家の居候生活が終わって、また小さくて新しいこの家で暮らし始めた。
リンスケさんの幼稚園とか、アサちゃんのいる生活は、ほとんど居候中に始まって
あの家でそれなりにリズムが定着していたものなので、改めてこの家でもう一回最初から始まった感じ。
そうして判明したのは、アサちゃんのお布団が一組しかないのは意外に手間だということと、
圧倒的に物干しスペースが足りないことと、リンスケさんの送り迎えの、足の問題。
リンスケさんを連れて行くのにブリちゃんが車を使いたいというのは、
単に自転車をこぐのが面倒だからということなのかと思っていた。
じょいフルとしては車がないと午前中に買い物に行けないと反論。
本当のところは、買い物に行くかどうかではなくて、
車がないと赤ちゃんと家から一歩も出られないという閉塞感のような、そういう精神的なことなのだけど。
夜リンスケさんが寝た後、テレビも点けないでブリちゃんと2時間くらいあれこれ話をする。
スマートフォンとアンドロイドとiphoneの位置関係についてレクチャーを受けて、おぼろげに理解してきた。
そうなると、どうしてじょい弟がスマートフォンを持つ必要があるのかが謎に思えるけど、
それを謎と思えるということは、大した進歩なのだ。
まだついて行けているのか、もうこのあたりが限界なのか。
そして、幼稚園の送り迎えについて話を聞いて、ブリちゃんの本音ももっと別なことだと分かった。
リンスケさんを幼稚園に連れて行くまでの間、家を出るまでの気まぐれに付き合ってやって、
幼稚園の門までにも一悶着があって、ブリちゃんが自転車ではなくて車を使いたいのは
ブリちゃんがそういうことにすごく消耗しているからで、問題は自転車か車かではなくて、
ブリちゃんのそういうストレスをもっと少なくする必要があるということだ。
それで、朝の片付けはブリちゃんにしてもらって、リンスケが家を出るまでの支度を
じょいフルが担当にするということにする。
じょいフルにしろ、ブリちゃんにしろ、目に見えたり口に出したりして表現される問題の奥には
もっと別の問題が隠れているのだ。
それは多分リンスケさんも同じで、リンスケさんが泣き出したり困ったことをしたりするようだったら、
目の前に見える問題ではなくて、その背景にある問題が何なのかを考えてやらないといけないということ。