今日のリンスケさん、と アサちゃん

じょいフル式育児日記

一歳の誕生日

2008-09-12 11:40:19 | Weblog
リンスケさんの一歳の誕生日。
ブリちゃんは前の日から東京で
たまたま一泊しないといけなかったので、
じょいフルとリンスケさんの二人きりで
誕生日の朝を迎えた。
こんな記念日の朝に二人だけで残念だったけど、
朝ごはんもブリちゃんのお弁当も作らなくてよかったので
リンスケさんにゆっくり1歳の朝ごはんを食べさせることが出来た。
それこそ、ビデオなんか撮りながら。
ビデオを取り出したのは
一歳の記念だからというわけではなくて、
ごはんを食べながらスプーンやコップをポイポイ放り投げる
リンスケさんの傍若無人ぶりを
余裕があるときに証拠映像に残しておこうと思っていたから。
あなたが1歳の時の食事はこんなのだったんだよ、
お母さん我慢強いでしょう、と
いつか本人に見せてやるのだ。
ふふ。

ブリちゃんのお母さんからお赤飯が届く予定だったので、
晩ごはんはお赤飯と一緒に
何かおメデタいものにしたくて、「鮮魚はっとり」へ。
同じお刺身を買うのでも、
スーパーのパックを買ってくるより
わざわざ魚屋で2人前の盛り合わせを頼む、というのが
お祝いの支度をしている感じが盛り上がる。
今日は鯛がいいから鯛入れときますよ、とのこと。
見ると、お刺身あとの
びっくりするくらい立派な鯛のお頭も売っていたので、
これはメデタいと、兜焼きも追加。
ブリちゃんが横浜で誕生日ケーキを買ってきてくれることになっていて、
ケーキを食べられないリンスケさんには
セレブスーパーでちょっと高級な人参ジュースと
いちじくを買っておいた。
お誕生日の特別な買い物をして
リンスケさんを乗せて自転車で走っていると、
今日はこの子の特別な日なのだ、
今日はこの世の主役はリンスケなのだ、と思えて、
じょいフルが子どもの頃にも
自分の誕生日は「今日は私の日!」と
鼻高々で学校に行っていたのを思い出した。

ブリちゃんは3時半頃に帰ってきて、
それまでお昼寝をせずに待っていたリンスケさんは
ケーキのロウソクを点けたりする頃には眠そうにし始めて、
いちじくを煮てベビーせんべいに塗った
お誕生日版のスペシャルベビーせんべいは全然食べずに、
辛うじて人参ジュースを飲むだけのお誕生日会だった。
6時過ぎにお赤飯が来た。
タッパー二つにぎっしり詰まった8合分のお赤飯を
じょいママの古いシャツに包んで
袖のところをリンスケさんの肩からくくりつけて、
後ろでブリちゃんが重みを支えながら記念撮影をして
「お餅一升を背負うお誕生日」ならぬ
「お赤飯8合を背負うフリのお誕生日」が実現した。

午後のお昼寝をしなかったうえに
すっかり遅くなってしまって、
リンスケさんは、柔らかくふやかしたお赤飯を少し食べると
その日自分がこの世の主役だったことなど知りもせずに
あっさり寝てしまった。
結局子どもの一歳の誕生日なんて
親のためにあるんじゃないかと思った。
主役がぐっすり寝ている間に、
お赤飯お刺身と兜焼きで
父ブリちゃんと母じょいフルが
一歳になったお祝いをした。