今日のリンスケさん、と アサちゃん

じょいフル式育児日記

赤いストラップのおじさん

2010-05-31 23:30:00 | Weblog
じょいママが玉野に日本丸が来ているというので見に行くことに。
深山公園の池で鯉と白鳥におせんべいをやって、池のほとりでお弁当を食べて、玉野港で日本丸を見る。
船と言っても停まっているだけだし、あまりに大き過ぎてリンスケさんの視界に入りきらないような船を、
リンスケさんがどれほど興味を持つだろうと思ったら、
もう帰るよと言って車に乗せたら「おふねみえないよ」と言って泣いていた。
乗り物と名がつけば何でもいいのか、それともあの日本丸にリンスケさんなりの
胸を打つものがあったのか。
リンスケさんが昼寝から起きてスイカを食べたところで、京都へ出発。
ホームで影絵遊びをしながら新幹線を待っていたら、
じょいフル達の後ろに並んでいた背広の60代くらいの人が、
「かしこい子ですね」とニコニコしながら言ってくれて、それが子どもを見守るような、
小児科医とかカウンセラーとか、そういう人を連想する物腰で、
よくバスの中とかで「孫がちょうど同じくらいで…」と話しかけてくれるお年寄りとは全然違って
それにその人が首からかけている赤いストラップが、学会で配られるホルダーのストラップと似ていたので
岡山で何かそういう、先生とか児童心理学の学会でもあってその帰りの人なのだと思った。
新幹線で隣の席に座った、さっきより少し若い50代くらいの背広の人が、
その人も同じ赤いストラップをしていたので、これはもう絶対、岡山で学会があったんだと確信していたら、
そのおじさんも、手帳を広げたりしながら、リンスケさんの行動を横目でチラチラと見ていて、
リンスケさんがおかしなことをしていると、横で噴き出したりまでしていて、
そのうち、クスクス笑いながら「いい子ですね、上手に育てられていますよ」と言われた。
子供好きの人に話しかけられるにしても、子育てについて褒められるなんて、
しかも男の人に子育てを評価されるなんて思ってもいなかったので、
その人はその後もリンスケさんの行動をじっと見たりクスクス笑ったりして、
それ以上話をすることはなかったのだけど、これはもう絶対、児童心理学とか
小児の発達とかの学会に出ていた、子供のプロの人なんだと思った。
そんな人の横で子供に生返事をしながら本を読んだりしづらくて、
いつになく真面目にリンスケさんの相手をしながら1時間を過ごした。
後でブリちゃんに話したら、「それはベネッセだよ」と言われた。
教育関係でわざわざ東京からわざわざ岡山に来るなんて(東京行きの切符を持っているのを見た)、
ベネッセくらいでしょうと。
そのストラップにベネッセのマーク入ってなかった?と言われて、勝手に学会だと思い込んでいたけど
そういえばちゃんとストラップを横目で見ておけばよかったと後悔。
あのおじさんがベネッセだとしたら、子どもチャレンジを作っている人かも知れないし、
毎月我が家に来るDMを作っているのもあの人かも知れない。
2歳児を知り尽くしたおじさんが、育児歴2年の新米を、まぁ頑張れよと見ていたのかも知れない。
あのおじさんがベネッセだとしたら。
でもたぶん、そうだと思う。

左フックで肩を

2010-05-30 23:23:22 | Weblog
じょいママが一日留守で、じょいフルとリンスケさんが一日留守番。
午前中に「くんぺる」に行って、カナエちゃんの出産祝いに
ユニバーサルデザインの離乳食用のお皿とスプーンを買う。
お昼寝の後、もうここしか行く場所がなくて、酒津公園へ。
ブリちゃんの言っていたとおり、本当にひたすら川に入ってジャブジャブしていた。
流れの上のほうに行ったり下のほうに行ったり、石を投げたり松ぼっくりを流したりを、延々一時間。
綿のズボンの裾はびしょびしょだし、何度も滑っておしめもぐっしょりで
着替えのTシャツを着せたら「あったかーい」と言っていたくらい体も冷え冷えになっていたけど
それにしてもあの没頭ぶりはすごい。
「りんちゃん おみずすき」と言っていたのは、そりゃもうそうでしょうね、としか言いようがない。
「おかあさん おみずすき?」と聞かれたけど、じょいフルは
リンスケさんが今何を触っているんだろうとか、なるべくキレイなところで遊んで欲しいとか
そういうことで頭がいっぱいで気が気じゃなかった。
歌会から帰ったじょいママが、左の肩が腫れて痛いと言って、
本人はボクササイズでフックの練習をした時になったと言うのだけど、
「ばぁばが左フックで肩を痛めた」ってどうよ。
本人が話しながらフックを再現するほどはカッコいいシーンではなかったと思うのだけど。
蛍を見に行こうかという話は、じょいママの「左フックで肩を」の騒ぎで流れてしまった。

仕事の一日

2010-05-29 22:01:47 | Weblog
庭でじょいママと遊ぶリンスケさんに手を振って出勤。
昼休みにじょいパパに借りたDVDを観て過ごそうと持ち込んだのに、
つい花男の再放送を見ているうちにお昼が終わってしまった。
夕診もゆっくりで、全体にのどかな仕事の一日。
リンスケさんは、公園に行って、お昼に鯵の煮物を食べて、
トイレでおしっこを2回するという一日だったそう。
それから、三輪車のペダルを少しこげるようになっていた。
3歳で三輪車、まさに小児科の教科書通りに人間が発達していくのが、
面白いような、怖いような。

岡山へ

2010-05-28 23:41:24 | Weblog
ブリちゃんのお母さんが、お昼に一緒におうどんを食べましょうと言ってくれたので、
11時半に倉敷に到着すべく、朝からセカセカと準備。
もう冷蔵庫にもキュウリと茄子と水菜しかないくらい片付いていて、
ブリちゃんの晩ごはんには冷や汁と、蒸し茄子と水菜の中華サラダを作ったのと
リンスケさんのミミズのような置き手紙を添えて、無事に9時過ぎに家を出発できた。
ベビーカーなしを決行してみたけど、全然問題なくリンスケさんは歩いてくれて
岡山駅の乗り換えが4分しかなくて、じょいフルが「大急ぎだよ」と言ったら
新幹線からサンライナーまで「おおいそぎおおいそぎ」と言いながら見事完走してみせた。
どうやらとっくにベビーカーなんて必要なくなってたのを、じょいフルが知らずに
毎度毎度ベビーカーを抱えてバスと新幹線に乗り込んでいたようだ。
これでこれからの毎月の帰省がずいぶん楽になる。
丸亀製麺で、リンスケさんはいつものかけうどんとかぼちゃの天ぷら、じょいフルもいつものかき揚げを食べる。
今回のブリちゃんの実家のお土産は、うば玉にした。
こんなにシンプルで地味で小さなお菓子がひとつのジャンルを作っているところが京都らしいし、
それに地味だけど控えめに美味しいと思う。
って、こうして京都のお土産を選んで倉敷に帰るのも、あと6回しかない。
ベビーカーがいらないことに気がつくのが遅すぎた。


カレー味の肉じゃが

2010-05-26 23:40:16 | Weblog
朝ブリちゃんがゴーヤーのネットを張ってくれて、
これであとは緑のカーテンが自然に出来上がるのを待つだけになった。
なるべく、庭の土の中の養分と、雨の水だけでたくましく育ってもらおうと思っている。
ドクダミ茶を淹れた時は、葉っぱを猫よけに時々撒いておこう。
教会の子育てサロンで、今日はリンスケさんより5ヶ月上の男の子のお母さんと話をする。
こういう場で新しい知り合いママさんが出来るのは久しぶりだったけど
話をしたらしたで、やっぱり他のママさんの子育て話を聞くのは勉強になることもあって
とりあえずリンスケさんに粘土をやらせてみようという気になった。
そういうこともあるのだから、面倒がらずにママ友作りをしたらいいのだけど、
当たり障りのない話以上の話まで会話が進むことが滅多にないし、それを思うと
カイくんのママやソウちゃんのママが仲良くなってくれたのは有り難いことだ。
教会でもっと遊びたがるリンスケさんを「今日はカレーだよ」と言いながら連れて帰ってきたら、
カレーのお皿を前に置いた瞬間に、「こんなの?」と言われた。
これでも生活クラブのルーを使ってそれなりにカレーらしくしたつもりだったけど、
保育園で出る、甘くてこってり濃い味のカレーとはイメージが違ったらしい。
こんなの?と言われてみると、じょいフルのカレーはカレー味の肉じゃがに近かった。
お昼寝の後、区役所へ子ども医療費の申請を出しに行くのに付き合わせたので、ついでに御所に寄って
前に目を付けていた小さな川の流れている場所に行ってみる。
出水の小川という、井戸水を汲み上げて作った川らしくて、流れに沿って水際で遊べるし
周りに桜とか梅とか紅葉の木がたくさんあって、リンスケさんにはこれ以上ないくらいいい遊び場だった。
もっと暑くなったらサンダルと着替えを持って連れて来てやろう。
ということを、遅くに東京から帰ったブリちゃんと、ずんだ餅を食べながら話す。

ナツキだったよ

2010-05-25 23:21:25 | Weblog
昨日買ったユニクロのドライTシャツが部屋に置いてあるのを見て
「おとうさん きていかなかったねぇ」とリンスケさんがしょんぼりしていた。
で、「りんちゃんがきてみたわ」と言って自分で頭からかぶって、袖から頭を出していたので
まだ着る前からブリちゃんのTシャツは袖口が伸び伸びになっていると思う。
保育園に送りに行った時に人数が少ないなと思ったら、今日は珍しく植物園にお散歩に行ったのだそう。
そのお散歩の話を聞きながら自転車を押してリンスケさんと歩いて帰っていたら、
突然「パトカーにナツキがのってた」と言い出す。
多分、眼鏡をかけていたとか、じょい兄に似た人がパトカーに乗っているのを見かけたのだと思うけど、
リンスケさんは「ナツキだったよ」と言い張っていた。
じょい兄が京都に来ていて警察に捕まったわけではないと思うので、この辺りにじょい兄似のお巡りさんがいるのだろう。
リンスケさんがこれだけはっきりじょい兄だと信じているお巡りさんなら、じょいフルも見てみたい。
今日もお風呂上りにトイレでおしっこ。
あれ以来、昼間はトイレに行こうともしないのに、お風呂から上がる時に決まっておしっこでるよと言うようになった。
そんなわけで、今のところ一日一回だけトイレでおしっこが出来ている。
自然に次のステップアップが来ると信じたい。

ひらがなパズル

2010-05-24 23:04:12 | Weblog
今日も朝からずっと雨で、リンスケさんとさつま芋入りの米粉クッキーを焼く。
じょいパパが持って来てくれたパズルは、ひらがなが読めないリンスケさんは
お手本と見比べながら置いていくしかなくて、お手本でどこに書いてあるのか探して、
それがどのピースの隣かを頭に入れて、それと同じピースの配置を探してはめるという作業が
リンスケさんには初めてのことなので、見ているとすぐに手が止まるのだけど、
お手本を見るんだよと何度も教えていると、お手本を見ながらパズルをはめるという新しい作業を
本人も面白がってやっていた。
結局この日は3回通りやって、最後はほとんど自分で完成させるようになっていた。
とても意外なことだけど、じょいパパの孫へのお土産はいつもチョイスがいい。
ヒビちゃんのカンガルーのリュックも、リンスケさんの帽子も機関車も、
みんな子ども達は気に入って長く使っている。
とても意外なことだけど。
お昼寝が終わって、おやつに米粉クッキーを食べて終わった頃に
ようやく雨が上がったので、一乗寺の自然食品スーパーへ。
もう冷蔵庫が寂しいからと思っていたけど、金曜に倉敷に帰ることを忘れいてた。
これから気合を入れて大量の小松菜を食べなくては。
ユニクロに寄って、ブリちゃんが出張の時にシャツの下に着るというドライ機能付きのTシャツを買って帰る。
そんなに暑いならシャツの下はランニングにすればと言ったら、透けて見えたら変でしょうと。
シャツの下にランニングが透けていてもちっとも変じゃないと思うのだけど。
キムタクのドラマをブリちゃんと見て、毎回今回こそはと期待して見るのに
やっぱり見終わると二人で顔を見合わせて首をかしげる。
もう松田翔太クンが主演でいいじゃないか。

じょいパパがくる

2010-05-23 23:02:18 | Weblog
雨でよよんさんとの計画は延期。
延期で全然悔いがないくらい、一日見事によく降っていた。
ずっと気になっていたリンスケさんのズボンの破れを繕えてスッキリ。
今どきズボンの穴にあて布をしてまで履かせる人がいるのかと思うけど、
膝あても、あればあるで可愛いので、じょいフルはけっこう気に入っている。
ブリちゃんがリンスケさんのお昼寝の寝かしつけに苦労していて、
一時間経ってもまだブリちゃんの横でニヤニヤしているので、
後で遅いお昼になったピビンバを二人で食べながら、どうしたものかと話し合う。
夕方、ウェスティンの結婚式に出ていたじょいパパが来る。
リンスケさんはパズルのお土産をもらって、じょいフルは引き菓子と引き出物をがっちりゲット。
しばらく木のレールで遊んで、みんなで写真を撮って、バス停まで見送りに行く。
家の裏の、リンスケさんがいつも行く医院に、その昔往診に来てもらったことがあると言っていた。
本当にこの辺りに住んでいたなんて不思議なことだなぁと思う。

リンスケさんの担当

2010-05-22 23:57:19 | Weblog
午前中は昨日買った赤い車で遊ぶのに延々付き合わされて、
ちょっとこれ以上は無理と思ったところで、リンスケさんとまた米粉パンを焼く。
最近のリンスケさんの台所での担当は、おやつを作る時のかき混ぜ、生地を丸める、
卵を割る(毎回ぐしゃぐしゃ)、お米を計量カップで量る、食器のすすぎ。
いくら教えても、計量カップのすり切り一杯が理解できていない。
午後はこどもみらい館の図書館へ。
「ココカラ」でベジプリンのおやつとマテ茶を飲んで、
帰りは鴨川沿いを走って帰る。

おてらのおみせと緑のカーテン

2010-05-21 23:31:44 | Weblog
お天気がよくて朝から出掛けようという気になったので、東寺の弘法市へ。
リンスケさんも最近は、手作り市とか骨董市のことを「おてらのおみせ」と認識している。
車のおもちゃを売っているお店があったので、リンスケさんにも
おてのおみせの楽しみがあってもいいんじゃないかと思って、どれでも一つ選んでいいよというと、
リンスケさんは質よりボリューム重視だったみたいで、他にもっときれいな車があるのに
一番大きくてちょっと古い赤い車を抱えて「これにするわ」と。
自分でも大きさだけで選んだことは自覚があったらしくて、帰りの地下鉄でも袋の中を覗いては
「おおきいのだったねぇ」と何度も言っていた。
家に帰ってから、昼寝をする時も車を隣に置いて布団を掛けていて、
午後花屋に出掛けたときは「くるままってるかなぁ」と気にして
家に帰ると「おはなやさんいってきたよ」と車にヒソヒソ話しかけていたし、
夜リンスケさんの歯を磨こうとしたら、「はみがきしてるの」と言いながら
車のバンパーが外れた部分に指を突っ込んでいた。
古かろうがバンパーが外れていようが、
リンスケさんが選んだものがリンスケさんに一番価値があるものなのだと思う。
ミニトマトの苗を植えたことをじょいママに得意気に話したら、
そんなことより、窓の外にゴーヤーを植えてカーテン代わりにしたらと言われて
「緑のカーテン」と言っていたのが確かに涼しそうに聞こえて、
早速その気になって出町柳の花屋にゴーヤーの苗を買いに行く。
帰ってから、一度も足を踏み入れたことがなかった西側の敷地におそるおそる入って
へっぴり腰で庭を少し掘って苗を埋めて、無事に植え付け完了。
これで夏も和室が涼しくなるわと、夜ブリちゃんに話したら、
そんなのすだれを吊ったらすぐじゃん、と言われて、確かにそうだったと気がついた。
そういえば引越してきたときは、あの窓にもすだれが掛かっていたんだった。
すだれなら、××ズの恐怖に慄きながら庭を掘らなくてもよかったし、
吊ったその日から涼しいし、これから水をやりに庭に出ることもなかった。
でもまぁ、リンスケさんも珍しくじょいフルと土いじりが出来たし、
こんなことでもなかったら一度も西側の庭に入ることはないままになっていたし、
それにもしかしてゴーヤーが生ったりでもしたらラッキーだし、
気長に緑のカーテンが出来るのを待つことにする。