じょい弟が大阪に戻るので、前日に誕生日会をしようということになって、3日違いならこういうことがあるものだとは思うのだけど、ブリちゃんのお母さんのお誕生日会とじょい弟のとが重なってしまった。
それで朝から、誕生日会2回分のケーキの準備をバタバタとしていて、リンスケさんにとっては一日に2回もケーキを食べるなんて大人過ぎるので、ブリちゃんのお母さんの分はお砂糖不使用のベジ仕様に、じょい弟の分は砂糖が少なくてもそれなりになるシフォンケーキに。
ブリちゃんのお父さんは、甘くないお菓子ほどおいしいと言ってくれるので、ブリちゃんの実家にお菓子を作って持って行く時に、リンスケさんに至適の甘くなさがブリちゃんのお父さんにもちょうどいいというのが、都合がいいと言うか、ありがたいと言うか。
自分としては今日の2回の誕生日会の段取りで頭がいっぱいで、春休みに入ったリンスケさんのお弁当をあれこれ工夫する余裕が全然なく、もしかして蓋を開けた途端にガッカリされるかもと思いつつ、カレー味の焼うどんをドンと詰めただけのお弁当を持たせたら、お迎えの時にリンスケさんが「今日焼きそばじゃったが」「みんなとか先生が、わーって見たんよ、それで匂いしたりしたんよ」と言って、どういうわけかあの手抜き弁当が注目されたらしくて、母の頑張りと子どもの反応が必ずしも相関しないところが、頑張った時にはガックリくるけど、こういう時はラッキーなのだ。
ブリちゃんのお母さんには、郵便局のそばの花屋さんでサイネリアの鉢をラッピングしてもらったのと、花粉症用の甜茶をプレゼントして、リエさんと赤ん坊二人も一緒にベジケーキを食べる。
じょい弟のお祝いは手巻き寿司で、美作の温泉の間、スマホを好きなだけ触らせてもらってすっかりじょい弟にべったりになったリンスケさんは、じょいフルもブリちゃんも隅に追いやって、じょい弟とじょいパパを自分の左右に座らせて、2人にあれこれ指示を出して手巻き寿司を作らせていた。
のだけど、途中でお茶をこぼしたのをごめんなさいが言えずに食卓から降ろされて、その後の悪ふざけでじょいママまで怒らせて、しばらく所在なく一人で悪ふざけを続けていたけど、このままではケーキを食べさせてもらえないとようやく気が付いて、最後はしおらしくごめんなさいを言って無事にケーキにありついていた。
まったく、なんでちょっと先のことを考えていい子に振舞おうとか、これ以上悪ノリしたら後がないわとか、そういうことが考えられないのか不思議でしょうがないけど、多分男子という生き物がそもそもそういうものなのだ。
アサちゃんはそうではないと信じている、というか、そのための女子のはず。
それで朝から、誕生日会2回分のケーキの準備をバタバタとしていて、リンスケさんにとっては一日に2回もケーキを食べるなんて大人過ぎるので、ブリちゃんのお母さんの分はお砂糖不使用のベジ仕様に、じょい弟の分は砂糖が少なくてもそれなりになるシフォンケーキに。
ブリちゃんのお父さんは、甘くないお菓子ほどおいしいと言ってくれるので、ブリちゃんの実家にお菓子を作って持って行く時に、リンスケさんに至適の甘くなさがブリちゃんのお父さんにもちょうどいいというのが、都合がいいと言うか、ありがたいと言うか。
自分としては今日の2回の誕生日会の段取りで頭がいっぱいで、春休みに入ったリンスケさんのお弁当をあれこれ工夫する余裕が全然なく、もしかして蓋を開けた途端にガッカリされるかもと思いつつ、カレー味の焼うどんをドンと詰めただけのお弁当を持たせたら、お迎えの時にリンスケさんが「今日焼きそばじゃったが」「みんなとか先生が、わーって見たんよ、それで匂いしたりしたんよ」と言って、どういうわけかあの手抜き弁当が注目されたらしくて、母の頑張りと子どもの反応が必ずしも相関しないところが、頑張った時にはガックリくるけど、こういう時はラッキーなのだ。
ブリちゃんのお母さんには、郵便局のそばの花屋さんでサイネリアの鉢をラッピングしてもらったのと、花粉症用の甜茶をプレゼントして、リエさんと赤ん坊二人も一緒にベジケーキを食べる。
じょい弟のお祝いは手巻き寿司で、美作の温泉の間、スマホを好きなだけ触らせてもらってすっかりじょい弟にべったりになったリンスケさんは、じょいフルもブリちゃんも隅に追いやって、じょい弟とじょいパパを自分の左右に座らせて、2人にあれこれ指示を出して手巻き寿司を作らせていた。
のだけど、途中でお茶をこぼしたのをごめんなさいが言えずに食卓から降ろされて、その後の悪ふざけでじょいママまで怒らせて、しばらく所在なく一人で悪ふざけを続けていたけど、このままではケーキを食べさせてもらえないとようやく気が付いて、最後はしおらしくごめんなさいを言って無事にケーキにありついていた。
まったく、なんでちょっと先のことを考えていい子に振舞おうとか、これ以上悪ノリしたら後がないわとか、そういうことが考えられないのか不思議でしょうがないけど、多分男子という生き物がそもそもそういうものなのだ。
アサちゃんはそうではないと信じている、というか、そのための女子のはず。