小説『雪花』全章

心身ともに、健康を目指す私流生活!!
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「低体温」を予防

2012-01-12 09:57:49 | Weblog

 中国の人は、飲食に対して、常に冷たいものを避け、体を冷やさないように工夫しています。
 例えば、寒い冬季に、オレンジを食べる場合は、まずオレンジを温水に漬け、3分間ぐらい温めてから食べます。そうすると、皮も剥きやすく、甘さも変わらないです。
 どうして、冷えが健康によくないでしょうか。日本の医師斉藤真嗣先生が次のように述べています。
 「人間の平熱は36.5~37度あることが自然なのです。しかし、現代では、平熱が36度以下の低体温の人が増えてきました。体温が1度だけ下がると、体の免疫力が30%も低くなります。逆に体温が1度上がることで、免疫力は5~6倍にも高まります。これは体温の上昇とともに血液の流れがよくなり、生命維持のために重要な酵素の働きが活性化するからです。」
 皆さんがご存知のように、人間は年齢を重ねるとともに、免疫力が低下していくのは避けられないです。しかし、体温を上げることで、いつでも体内の血流をよくしておくのが、免疫力の向上につながるということでしょう。
 斉藤先生は次のように提案しています。
 1日1回は必ず体温を37度に上げる機会を意識的に作ることです。それには、入浴が最も手軽で有効です。更に言えば、一気に体温を上げるのではなく、平熱が徐々に上がっていく生活が望ましいです。つまり効率がよい体温アップ健康法として、やはり日常生活の中での「食事」「睡眠」「運動」の三つのバランスが大切なのです。
 夏でも、水分を摂る場合は常温で飲むようにし、常に体を中から温めることを意識したほうがいいでしょう。
 お勧めしたい食材は、大豆食品などがあげられます。
 大豆食品に含まれるイソフラボンはがんの元凶となる活性酸素を除去します。また、カラフルな黄緑色野菜もお勧めです。特にトマトに多く含まれる「GABA」は、人間のストレスの緩和に有効で、筋肉を増やし、体温を上げることにもつながっているので、日々意識してこれらを食べて、平熱を36.5~37度に保ちましょう!