マリ戦争の正体みたり!と、このニュースを伝えていたル・フィガロ紙のコメント欄で一人の読者が言った。フランスが特殊部隊を私企業の利益防衛のために派遣するのは初めてのことだそうだ(『えっ、うっそー。それこそフランスのアフリカ・マフィア(Françafrique)が今でやって来たことじゃん!』、という読者の突込みあり)。やっぱりね、という既視感を与えるこのニュースで気になったことを拾ってみた。特に、今や堂々たる与党となった環境政党(EELV)の反応が気になった。だって、彼らは脱原発のはずだし、アレバのウラン鉱山は現地でひどい環境汚染や健康被害をもたらしているのだから・・・ . . . 本文を読む
福一原発事故前の2010年12月~11年1月、たいへん寒がりの我が家は関電に26,000円以上払っていた。それが事故後2011-12年同期:12,000円台となり51%減。それを今年2012-13年同期:6,100円ちょっとまで削減できた。前年比49%減。原発事故前から比べると、77%減という結果となった。原発の電気は使いたくない。しかし、寒いのは勘弁してほしい。そこで、こんな脱電化対策を取りました。 . . . 本文を読む
フランスの原発依存比率が世界でも特段に高く、75%を超えていることは広く知られている。わがニッポンと同じく、あちらにはあちらの原子力マフィアがいて原発を推進してきたことはもちろんだが、あちらのマフィアには、わが国のご同輩とは性質の違った要素がある。それは、アフリカのウラン利権である。フランスが、ニッポンやアメリカをしのぐ原発帝国を維持しているのは、この方面の暗躍が加味されているからに違いない。そのことをあらためてわからせてくれたのが、今回のフランス軍によるマリへの軍事侵攻である。 . . . 本文を読む
小・中学生のころ、選挙のたびに『日本人は世界で最高のバカだ』と思っていた。がなり立てる街宣車のお祭りのようなパレードがわかりきった結果で終わる。さすがに、今は、ことはもう少し複雑だ、と思うようになったが、選挙が、何重にも媒介されるごまかしとかすめ取り(だから「間接」民主主義!)を通して、『投票する時は主人、選挙後は奴隷』(ルソー)という状態を作り出しているのは、いつだって子どもにもわかる。12月の衆議院議員選挙は、強いニッポンへのノスタルジジイ集団の自民党が圧勝。調子に乗って、大好きな原発もフクシマ以前にリセットしようとしている。今やもう、このゾンビ集団の狂気と、おれたち自身と、どちらが生き残るか、というところまで追い込まれているような気がする。 . . . 本文を読む
選挙が近づいた。多くの人が、この選挙が脱原発にとって、そしてそれ以上に、私たちの未来にとって重要であると感じている。多くの人が、また、脱原発を当然のこととして実現し、それを手はじめに他の面でも類似の変化がおこってゆくことのはじまりとして、この選挙が役に立ってほしいと願っている。それと同時に、また多くの人々が、政治家たちの表面的で、これみよがしな『脱原発姿勢』のアピールに不信感を表明する。当然だ。票のためにその場限りの公約やマニフェストやアジェンダ等々を乱発する一方で、原発事故のように、私たちがほんとうに援助を必要とし、それに頼らざるを得ない時には、私たちを平気で放置し見捨てるのが政治家だ、ということを私たちは311以来、思い知ったからだ。 . . . 本文を読む
福島の子どもたちから甲状腺がんの発生が確認された。これに対して、福島原発告訴で、名誉ある「被告発人」のひとりとなった山下俊一ひきいるところの、福島の被ばく強制医療体制の御用医師は、『原発事故との因果関係を否定した』(毎日)が、その根拠として引き合いに出されたのが、チェルノブイリのデータだった。いわく、『甲状腺がんは被ばく(被曝)から最短でも4~5年後に発症している』(朝日)からだという。しかし、ここには官僚的論理構成がお得意の悪質なごまかしがある・・・ . . . 本文を読む
照明のLED化を中心とする対策で、6月の電力消費量を50%削減できたことは、まえにお伝えしました。その後、6月15日~7月16日の一カ月でも135Kwhと、前年同月(274Kwh)比で50%以上の節電ができました。料金の節約3,237円なり。関電の節電トライアルも余裕で達成の見通しで、『目標達成1,500円』のごほうびも、株価暴落ぎみの関電さんからしっかりいただくことにしましょう。 . . . 本文を読む
大飯原発のごり押し・むちゃくちゃ再稼働以来、原発マフィア政府はつぎつぎとなりふりかまわぬ『原発回帰』工作にまい進している。多くの人々が、官邸前をはじめとしてあちこちで再稼働への抗議の声を上げ続けていることへの、それが『政府の回答』(東京新聞)なのだ。こんな露骨な反動、福島事故前の原発パラダイスへのなりふり構わぬ強引なゆりもどしに対して、わたしたちはどうすることができるのだろう。 . . . 本文を読む
ごり押し原発再稼働の言い訳をするために「電力不足」が必要だから、関電はほんとうは節電なんかしてほしくない。電力15%不足、節電要請!などという公式なポーズとは裏腹に、「オール電化」のキャンペーンなどもやって電力消費拡大を図っている。「節電トライアル」などという企画もあるが、こちらはキャンペーンどころか、誰にも知られないように、HPの奥深く埋まっている。そんな中、我が家では先月からネガワット発電所に挑戦して、徹底節電を試みた。その結果、6月15日の計測では前年同月比マイナス50.4%!料金にして3,572円の節約となった。といっても、別にロウソクで暮らしたわけではない。私たちはミクロの弱者だが、生命の危険もなかった。半分の電気で十分普通に生活できた。どんなことをしたか、ご参考までにご紹介しましょう。 . . . 本文を読む
福井県議会は大飯原発再稼働を認め、あとは西川福井県知事が最後のお言葉を待つだけになった。原発の再稼働が金のためであり、そのために、福井県が、知事以下、住民の安全を売り払ったことは、他の自治体の知事、たとえば新潟県知事の再稼働に対する態度と比較すればわかりやすい。金しか見えない原発マネー中毒者には金で抗議するしかない。フクイ・ボイコット、福井不買で、福井総スカンを食わせて、原発容認が高くつくことを思い知らせてやろう。 . . . 本文を読む