福岡の祭り 「博多祇園山笠 恵比須流」 手拭いのオンパレード

舁き山笠を組み立てている男たちの中には、「赤手ぬぐい」そして「人形師手ぬぐい」の男たちがいた。

この男は色々な手ぬぐいを束にして帯に挟み込んでいる。
山笠の前に並べられた最前列のいすの前に男は立っていた。

傍らには町内の世話役や人形師がいる。
やはりこの男には手拭い毎の役職があるのだろうか？


（2008.07.06　朝　福岡市博多区）

福岡の祭り 「博多祇園山笠 恵比須流」 菊の御紋はキラキラ

舁き山笠の担ぎ棒先端に、丸い金具が取り付けてある。
向かって左側の棒にだけ、その金具には菊のご紋が付けてある。
さっき見た西流の山笠にも同じように取り付けてあった。

その金具が、少し遅い朝日を浴びてピカピカと輝いている。
よく見ると紋の上に恵比須流と刻んである。

この金具。真新しい藁で編んだ綱。磨き上げられた棒。
一体となって美しい。

追い山で男たちの力で躍動するともっと美しく感じることだろう。

（2008.07.06　朝　福岡市博多区）


これは西流の舁き山笠。



（2008.07.06　朝　福岡市博多区）

福岡の祭り 「博多祇園山笠 恵比須流」 世話役さん？

男たちが舁き山笠を組み立てていた。
この男が来たら、他の男たちがこの男に挨拶をしている。
落ち着いた初老の男である。

舁き山笠を取材にきていたテレビ局のクルーもこの男には挨拶している。
恵比寿流れの世話役に違いない。

赤手ぬぐいの男たちのように、何か種類の違う手拭いをしていないか男の腰のあたりをしげしげと見てみた。
手拭いがない。
よく見ると男が締めている帯がほかの男たちと異なる。

茶と白の縦じまである。
この帯が男の役職を示しているのだろうか？

（2008.07.06　朝　福岡市博多区）