佐々木まゆみのよりあいnet

日々の暮らしの気になるあれこれ

「100条調査」へ傍聴ツアー

2015-02-16 00:20:05 | 政治
「100条調査」の傍聴に行った話をすると
「行ってみたい」という2人の友人と一緒に
議会運営委員会に傍聴ツアーをしました。

「100条調査」とは「地方自治法第100条」に基づき
地方自治体が議決により設置する特別委員会です。
地方公共団体の事務に関する調査を行い、
関係人の出頭、証言、記録の提出を請求することができます。

政務活動費で21万枚のコピー用紙を
購入した問題について
これまで6回の議論を重ねてきましたが
いよいよ、まとめの段階に入るようです。

政務活動費の不透明な使用で
号泣会見を行った兵庫県議会議員や
借入金の問題で追及された前東京都知事も
100条委員会の設置が決定された
タイミングで辞職しました。

100条委員会は、国会の国政調査権に
相当するほどの権限があり
「証言・記録の提出の拒絶、虚偽の陳述の罪を
犯したと認めるときは、告発しなければならない」
という義務を持っています。

宇治で初めての「100条調査」は
どのような結果が報告されるのでしょうか。
これを機に、政務活動費のあり方や
使い道について透明性を高める仕組みが提案され
実現していくことを期待しています。

さて、友人の傍聴ツアーの感想は
「こんないい加減な議員がいたなんて信じられへん」
「マイクがないから、もっと大きい声で話してほしい」
「議会棟に入ったら、タバコ臭い」というものでした。

2月20日から3月定例会がはじまります。
一緒に、傍聴、行きませんか。