LOVE&DESIRE

沖縄で頑張る爺バンドのブログだったがいつの間にか爺の独り言(涙)。

地獄のガン見・・・(あるいは人生が変わる瞬間)

2016-09-07 15:24:10 | 日記

二十歳になったばかりのお正月3日、退屈な午後を自宅で過していると同級生の有銘真哉君(仮名)が訪ねてきて、お願いがあると言う。なんと「ストリップを見に行きたい、ついては慣れているハチよ、お金は自分が出すから頼む」との事で、高校時代から何度も行った経験のある私を当てにしている様子が見て取れる。(なぜ高校生が普通に行けたかは秘密ね、あ、話が逸れるけど高3の時、歴史の先生の文字通り「立ち見」に遭遇し、後ずさりで逃げた経験あります。うぐぐ)

 暇だし、タダだし、イイよと快諾。でも、最低限のルールは守るように事前講義・・・(1)あくまで見るだけ、触ったり舐めたりすると殺されます。(2)つまらなくても全力で拍手して踊り子さんを盛り上げよう(3)至近距離での御開帳はしっかりと真面目に見て、踊り子さんに感謝の心で観音様を拝もう。(4)最初は慣れている私が、かぶりつき席に座り、(ステージ中央から花道(この左右の席と)客席ド真ん中の円形回転ステージ(クルクル回る踊り子さんの全身が拝める)手本を見せるから、真哉君は2番目の踊り子さんの時に私と入れ替わりで席を替わるから、手本通りに行動してね。判った?、うん。

 怪しい入口、淫靡な世界へようこそ・・・劇場内は正月だと言うのにエロ難民で溢れている。首尾よく花道席に私、その隣に真哉君。丁度ショーの踊り子さんの交代時期だった(前の踊り子さんが演技終了したばかり)なのでステージにはわずかな照明しかない。初めてのエロ空間にキョロキョロ視線と態度が落ち着かない真哉君に苦笑いしていると・・・「さあ、皆様、お待ちかね、魅惑の女王、ダンシングクイーン××ローズ嬢の登場です!!さあ、拍手喝さいヨロシクお願いします~」と割れたMC(多分、もぎりのお兄ちゃんが二役)と共にスポットライト、点滅する色とりどりの光と大音響のDISCOサウンドがショーの始まりを盛り上げます。(話は逸れますが、この大音響でソウルの裏打ちビートに開眼したドラマーハチ公です)

 座ったままで総立ちのお客様、結構美人の踊り子さんの踊りながら一枚一枚脱いでいく姿にうひひ。で最後は全裸か、下着一枚で前半戦終了。1分ほど間をおいて、さっきとは打って変ってエロっぽいpopsからの薄いピンクのネグリジェ姿で再登場。完璧ヌードで回転ショーからの御開帳、花道かぶりつき席全員、一人一人に観音様御開帳のサービスやら、時々はお客様の膝に乗っての密着サービスなども有ったりして、メロメロ~てやんでぃ。

 幸せな時間はスグ終わります。さあ、席変えで真哉君には生まれて初めてのパラダイスを味わってもらいます。真哉君のわくわく、ドキドキ顔が笑えるね。

 「皆様、お待ちかね、日舞の女王、桂小菊嬢の登場です(以下省略)」あの名曲「天城越え」風なド演歌に乗って登場したのは・・・

真哉君「掃除のおばさんが出てきたと思った」

ハチ公「すまなそうな顔していたので本当はイイ人かも」

ということで推定年齢60歳越えで和服を着たおばさん「桂小菊」嬢のショーが始まりますが、近視の私はメガネを取って危機回避。でも視力1,5の信哉君は・・・最後までルールを守って頑張り、耐え抜きました。偉い(他人事)。至近距離でのガン見の目が血走っているような真哉君のこれからの人生の大きな転換点であったことは間違いありませんね。

劇場を出た真哉君の最初の言葉「道を歩く女が全部裸に見える」でした。 

 

お付き合いくださり感謝。食い物の写真でもご覧ください(古波蔵がちまや~・ソーキ小650円・味噌汁600円です。

よんでくれてありがとうございます。

 

 


肩すかし台風(あるいは本島に来たの?)

2016-09-07 09:57:37 | 日記

 沖縄県民馴れっ子です。昼過ぎにチョット風が強いね、でもたいしたことないから飲みに行くべ~。

 本日の歴史 ・日本軍 嘉手納で降伏文書に署名(1945年)・東京五輪聖火 那覇到着(1964年)

 本日の予告「ストリップの思い出」午後に書きます。

よんでくれてありがとうございます。