やはりというか、栄町「おとん」で島酒大量摂取でふにふにのHACHI。「沖縄の怖い話」作者の仲村清司氏も偶然居合わせて、まあ、仲村氏、顔は死ぬほど島~顔なのだが、しゃべりは大阪。従ってわしの苦手キャラなので、話かける事無く、同居人とバカ話をしていると、仲村氏の連れ合いの美人、偶然にも、わしの同居人と浅からぬ縁の御方であった。これこれこうで、ああだから、など説明されつつ、そのすべてを理解出来ぬまま、同居人と美人ね~ちゃんのハグなどをうすらぼけのウニ頭で見ておったHACHI公、状況を飲みこめないまま、まったく、関係のない過去の出来事をそのうすらバカ頭は回想する。(沖縄の怖い話、善い本ですよ)
前島にRというプライベート居酒屋があり、HACHI公、毎晩通い詰め。今日もママのマキちゃんとしんみりと人生を語る。マスターのA夫は店をほっぽり出して、十寛寺のオカマ大吉に出張中。
「最近体調が悪いというか変な感じでね~」
「A夫さん、遊びすぎでしょう、マキちゃんも気疲れしているはずよ~」
「ちがうちがう、旦那はどうでもいいけど、私の波長がおかしいのよね」
などとたわいのない話をしておる時だった、「HACHIちゃん、今あたしの足が掴まれた。右足ガッチリと足首掴まれている、助けて、お願いといきなりのカミングアウト。(?)というか、霊のお出まし。地面から腕だけがにょきっと生えてきて自分の足首を鷲掴みなんです~早くなんとかしておくれ、お願い~(ガタガタ震え、顔色真っ青。死にそうに見える位。滅茶苦茶怖いよ~。)
と言われてもわしにはどうにも出来ません。あなたどうしますか?
1 おあいそ~って逃げる
2 いきなり酔いつぶれて寝たふり
3 あっ、気のせいですよありえませんと全面否定
ああっ 友よ余はいずれの道も選択しなかった。で、何したかというと、見えないその~マキちゃんの足首固定中の御方を説得。
「え~っと、あなたね、死んでるんですよ、解りますか?。苦しいでしょう、解りますよ。あなたが頼って、足を掴んでる人ね、波長が合ったから来たんでしょう。解りますよ。でもね、彼女あなたを助ける力は無いんですよ。いいですか、人は病気になったら医者のとこ行くでしょ?あなた、この人医者じゃないですよ。助ける力はありませんよ。あなたにとって医者は坊さんですよ。解ります、坊さんは怖いよね、行けばきっと、怖いよね、でも、彼女じゃなくて、怖い坊さんの所に行かないと、あなた、成仏できませんよ、だから、その手を離して、坊さんの所にレッツゴー」
30分、このような事をマキちゃん、霊、自分に言い聞かせてそろそろお疲れの頃
「HACHIちゃん、ありがとう、今、離れて行った」
解決しました。同時にゴーストバスターズHACHIの誕生です。同時に
廃業届掲出
二度と関わり合いを持たないと心に秘めたわしでした。
BY ボーズのHACHI(まだ言うかい?)
口直しに美しい路傍の花など見ておくれでないかい。