月水食堂のお弁当

地産地消と昭和の香りをコンセプトにした安くておいしいお弁当を届けます。

ビビアンに多謝

2010-08-14 07:19:23 | 日記
ビビアンは寛大で心優しい友人だ。
歯科医院の奥様でありながら派手な生活をするでなく、あらゆる社会問題にアンテナを張り、地域の向上に向けて活動している。

息子二人がまだ大学生で仕送りもあるので、歯医者さんとはいえ、さぞ家計も大変だろうと想像する。

しかし、彼女は外国人や貧しい階層の人たちへのいたわりを怠らず、忙しい時間を割いて支援している。

ビビアンには、ずっとお世話になりっ放しだった。
今日、8月13日は私の誕生日。朝、手製のアレンジフラワー(写真)と中国人のお友達が作ってくれたという杏仁豆腐、具沢山の食べるらー油を届けてくれた。
さらに、すてきな絵本も注文してくれているという。


私がひとり親になる前の辛い時期、彼女は決して前に出ず、そっと陰から支えてくれた。

たとえば息子の三歳を祝っての手作りケーキ。
ハート型をしたチョコレートのケーキにピンクのクッキーがちりばめられた作品だった。
「デンゼル君三歳おめでとう」

デコペンであたたかなメッセージが描かれたケーキ。
食欲のない私が、一口食べ泣けた。あまりに美味しく優しい味に心が揺すぶられたのだ。

泣いて悩んで泣き疲れ、希望を失いかけていた時、ビビアンが玄関先にそっと置いて行った贈り物。

私は、いまだかつて、あれほどおいしいチョコレートケーキを知らない。