先週土曜日に３７．２度程度の発熱があって、その後ずっと３６．８度から３７．３度辺りの微熱が続いています。一番高い時で３７．９度まで上がりました。
喉が痛いとか咳や鼻水が出るなどの風邪の症状は全くありません。熱と頭痛だけが現在の症状です。
ロキソニンを飲むと一時的に３６度台に熱は下がります。しかし暫くするとまた３７度台へと上昇。これの繰り返しです。
昨日この発熱の記事を書いたところ時々コメントを下さるtrick-0r-treatさんから「この時期この季節なので、熱中症ってこともありますよね？」というコメントを頂きました。
コメントを見た瞬間に「あっ！そうかも！」って思いました。なぜなら土曜日はロキソニンで熱が下がった後に３本ローラー台を使ったバイク練習で３０ｋｍ乗ったのですが、その時は物凄い量の汗をかいたんです。私は普段から汗の量が多いのですが、それにしても当日の汗の量は物凄かったのでした。
普段なら水分補給を十分にするのですが、この時は暑く感じていたこともあって、水分摂るよりも冷凍庫にあったアイスに手が伸びてしまい十分な水分を摂らなかったんです。またこの日は雨が降っていたこともあって屋外ではなく室内で行っていました。一応クーラーを除湿運転にして後ろから扇風機の風を受けながらやっていましたが、熱がこもって熱中症っぽくなってその後脱水症状になっていたかもしれません。
脱水症状による発熱かもと思ったのでした。そう思うとここ３日間おしっこの色が濃いのも頷けます。
今朝ネットで調べたら、脱水症状になっていたらその後いくら水分補給しても駄目だそうで、病院へ行って点滴してもらう必要があるとのこと。
と言うことで今朝一番で掛かりつけの病院へ行ってきました。
現在の症状を言って、上記のことなども話し、脱水症状ではないかと思うと伝えました。しかし先生は「脱水症状であればもっと別の症状、喉の渇き、めまいや吐き気、食欲が落ちたりするのでそんな元気な様子ではありませんよ。」とのこと。
そうなんですよ。私は熱と少しの頭痛以外の症状はなくてとても元気で食欲もあるんです。
そうですか、脱水ではないのですね。
では何でしょう？
先生も原因は現時点では分からないそうです。「取り敢えず解熱剤５日分出すので飲み切ってもまだ熱があるならまた来てください。」とのことで２つの薬を処方していただきました。
＊カロナール錠５００ 解熱鎮痛効果。
＊セフカペンピボキシル塩酸塩錠１００ｍｇ 抗生物質で、細菌の細胞壁の合成を阻害することにより抗菌作用を示す感染症の治療薬。
そして５日後もまだ熱が下がらない様なら、心臓エコー検査と血液検査をするそうです。
私は先天性心疾患（心房中隔欠損）と後天性の心臓弁膜症（三尖弁閉鎖不全）の手術、そして心臓ペースメーカーを植え込んだりもしています。この手の人達は歯の治療時などに細菌が歯茎などから侵入して心臓の弁膜付近に張り付いて感染症を引き起こす確率が高いそうです。いわゆる心内膜炎です。
この病気のことは私も心臓手術を受けた時から良く知っていました。心臓手術後に風邪を引いたりするとたいして重い症状ではなくても必ず抗生物質を処方されていました。心内膜炎にならないようにするためです。
そして発熱した１５日の前日、１４日に実は私は歯医者に行っているのです。虫歯の治療ではありませんが、定期的にクリーニングに通っていて、当日は結構ガリガリやられてうがいをした時に吐きだした水が赤かったんです。抜歯をしていなければ大丈夫だとは思うのですが、発熱した前日に歯医者に行っていたというのはちょっとビビります。
まあ５日後に心エコー撮っても弁膜に取りついた細菌が塊と言うほどには成長していないでしょうね。また弁膜からの逆流もあったとしても極僅かだと思われます。なのでエコー検査では分からないでしょう。一方、血液検査では白血球の上昇、＊CRPの上昇が見られるそうで、血液培養で細菌の検出も可能だそうです。
＊「CRP」とは「C反応性蛋白」のことで、身体のなかで炎症が起きているときに血液中で上昇するタンパク質。
帰宅後薬を飲みました。自宅でジッとしていましたが、午前中は３８度まで体温上昇してました。この４日間で一番高くなりました。
昼に薬を飲んだ後現在４時の段階では３６．６度です。普段は３５度台の体温なので暫く薬を飲んで様子見ないといけませんね。
ところで、今回発熱したおかげで今年初めて夜のお酒抜きました。それも２日続けて。抗生物質が処方されているのでこの薬飲み切るまではお酒飲まない方が良いのでしょうね。発熱して唯一良いことは休肝日が作れたことです。（笑）
しかし、心内膜症にかかるととても厄介です。この病気には絶対になりたくないです。何とか今日頂いた薬で熱が下がってくれますように。
