失われた時を求めて

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缶詰

2008-05-25 02:21:47 | 懐かしのお菓子・飲み物・食べ物
 以前、「シーチキン」の記事を書きましたが、今度は「鯨の大和煮」の記事を書こうと思ったら、驚くべき事実を知りました!\(◎o◎)/!


って、たぶん私だけが知らなかったので、勝手に驚いているのでしょうが‥‥。


 「缶詰」と聞いて真っ先に思い浮かべるものは、私の場合は1に魚介類、2にフルーツなんです。なぜかというと、横浜ベイスターズのファンだからで‥‥。(現在は売却され、TBSの球団です。)
で、「鯨の大和煮」を調べようと思ったら、お馴染みであるハズの会社に異変が! 「あけぼの印」ブランドで馴染みだった「日魯漁業」を検索してみたら、現在は「まるは」(旧・大洋漁業)と合併していたのです! 知らなかったぁ~。現在の社名は「マルハニチロ」というのだそうです。

 で、肝心の「鯨の大和煮」は、現在では製造されていないのでしょうか‥‥。調査捕鯨の鯨だけでは、採算が合わないのでしょう。
 しかし、中小の他の会社からは製品化されていて、ネット通販でも入手できるようです。ただし、1缶あたり450円以上で24缶セットとかの注文なので、大金が必要です。本当に鯨は「超高級食材」となってしまったようです。あぁ、あの生姜の香が効いた、甘辛く歯ごたえのある大和煮が食べたい‥‥。


 さらについでなので、いろいろな缶詰会社も調べてみました。
まずは魚介類系。私の実家では「貝柱の水煮」「さんまの蒲焼」はよく買いました。これでご飯が進むんです(^o^)

 ニッスイ(日本水産)は相変わらず元気ですネ。私のイメージでは、缶詰の会社というより「ちくわ」の会社なんですが‥‥。魚介類では「帆立貝の水煮」かな。

 ホテイは、魚の缶詰よりも「やきとり」のホテイというイメージです。テレビCMの影響でしょう。♪やきとりなーらー ホーテイ (やきやき)
 もちろん、魚介類やフルーツの缶詰も作っています。

 はごろもフーズは、以前の記事で扱った「シーチキン」がイメージでしょう。
 魚介類もフルーツも扱っていて、CMでもお馴染みの「甘みあっさりフルーツ」のシリーズがあります。このブログでは毎日のように検索対象とされている、「こつぶ」というジュースが一時は発売されました。

 極洋は魚介類専門ですネ。ここも「鯨の大和煮」を作っていたのになぁ‥‥。


 次はフルーツ系です。
私の実家でのフルーツ缶というと、真っ先に「白桃」が思い起こされます。病気の時にしか食べられない、高級缶詰というイメージでした。
 父は「パイン缶」が嫌いです。戦後のイヤな思い出があるようで‥‥。ちなみに私は「洋梨」の缶詰が苦手です‥‥。
 現在の我が家では、「ミカン」の缶詰はよく食べています。

 サンヨー(サンヨー堂)は、渋いダークグリーンの缶で目立っていました。ここのラインナップには「メロン」「びわ」「いちじく」「マスカット」なんていう、他社では扱われないようなものもあります。
 私は父へのお中元で「焼きりんご」の缶詰を見て驚いた記憶があります。「りんごを焼く」なんて食文化は、当時(昭和48年頃)の日本にはまだ浸透していなかったでしょう。で、「焼きりんご」とは何なのかがさっぱりわからず‥‥。当時は「アップルパイ」も「ピザ」も馴染みの無いものでしたから‥‥。その頃はコンビニも無かったんですヨ!

 SSK(清水食品)やK&K(国分)なんて会社もありますネ。SSKは一部で「プリンゼ」を発売していた会社として語り継がれています(^o^) 一方のK&Kは今年100周年なのだそうです。

 これらフルーツ系の缶詰を生産している会社は、そのノウハウを活かして必ず「みつまめ」も発売しています。しかし、この分野で画期的な商品が発売されましたよネ。「シロップ」は捨ててしまって、缶の底にもう1つ穴を開けると「蜜」が入っているという‥‥。そう、榮太樓の「みつ豆」「あんみつ」です! お米屋さんで売られているのが不思議な商品でした。調べてみたのですが、発売年は残念ながら不明‥‥。記憶では昭和47~48年頃だと思うのですが‥‥。
♪は~い 榮太樓です
という低音男性の歌を覚えています。

 缶詰というと、ノザキのコンビーフも缶詰ですネ。

 そしてこれからの季節、お土産品やお中元としてよく目にするのが「水ようかん」! 中村屋、井村屋、米屋などの製品がありますネ。私はピンクのヤツは苦手です‥‥。


 おっと、アンディ・ウォーホルでお馴染みの、キャンベルのスープも忘れてはいけません。ウィーク・デイの午後4時からの、『大岡越前』や『水戸黄門』の再放送枠だった「三井物産奥様劇場」の枠で、キャンベルのCMはよく見ました。輸入代理店が三井物産だったのかな?
 そのCMでは何とも美味しそうだったので、ある時母にねだって買ってもらいました。ところが、「トマトスープ」とか「クラムチャウダー」とか「ミネストローネ」とか「オニオングラタンスープ」とか「コーンクリームスープ」とか書いてあっても、何が何だかわからないわけですヨ。で、お菓子の明治「ピックアップ」で聞いたことがあった「コンソメ」が一番馴染みのある名前だったので、それを買ってもらったんです。結局、初めての西洋スープは口に合いませんでした‥‥。何だか臭かったんです‥‥。失敗して美味しくなかった時のためにと、母が保険で別のスープ(忘れてしまいましたが、たぶん「トマトスープ」)も買ってくれていたのですが、それもダメ‥‥。それから10年くらいは西洋スープは口にしませんでした(^^ゞ


 最初は「鯨の大和煮」の記事を書こうと思っていたのですが、期せずして缶詰全般の記事になってしまいました。
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20 コメント

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こんなのもありましたっけ (yig)
2008-05-26 00:14:58
①SMCフルーツプリン

中身はかの「プリンゼ」とそんなに変わらないのですが、「プリンゼ」が缶詰の中にそのままドーンと入っていたのに対して、こちらは3,4個位の容器に入った状態で缶詰の中に入っており食べやすくてこちらのほうが好きだったという記憶があります。でも、どちらも、今では見かけませんが……

②サンタのビーフカレー缶詰

よくニッポン放送のナイターでCMを流していましたが、実のところ、実物はよくわかりません。
ただ、カレーの缶詰というのは業務用で見かけることがあります。なぜか、レトルトのカレーよりも高級感を感じるのは私だけでしょうか?

③ハインツデミグラスソース

本スレで登場しました「キャンベル」とかぶるところがありますが、前者が「コーンスープ」のイメージがあるのに対してこちらはやはり「デミグラスソース」や「ホワイトソース」のイメージがあります。
「おいしさの秘密、ハインツ」というcmソングもありましたね。

おまけ

はごろもといえば、「ポポロスパゲティ」のミートソースも缶詰でしたっけね。
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まだまだありますネ (get_better4uまたは自由人大佐)
2008-05-26 01:36:00
 デミグラスソース、カレーソース、ミートソースなども入れると、缶詰というのはとても便利なパッケージングなんだと思います。飲み物だって、PETボトルか缶に入っているのがほとんどですし。
 「缶詰のカレー」というと、土産品の「鹿カレー」「熊カレー」なんていうのをもらったことがあります。一人前の分量で、それぞれ鹿肉、熊肉でつくられたカレーでした。

 「ハインツ」のCM、覚えてますヨ~。

 でも、他の2つは記憶にありません‥‥。「プリンゼ」もCMでは見たことがあっても、実際に食べたことはありませんでしたし。
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プリンゼ ()
2008-05-26 20:53:11
シャービックのプリン版みたいな感じだったかな?

サンタのビーフカレー、ラジオCMでよく耳にしましたね。
初めて缶詰めのカレーを食べたとき、
「う~む、缶詰めっぽい匂い
と、ややがっかり。
以前に森瑤子の小説だったと思うけど、缶詰め臭さを消すために洋酒を入れるというくだりがあったけれど…ちょっと前の缶詰めってそんな感じだったかも。

職場でジンギスカンキャンディ(北海道土産、キャラメルもあり)食べた同僚が
「ほていのやきとりの味がする」
そういえば、あまじょっぱい感じですよね。
きらいじゃないけど。
去年、札幌市資料館内のパッケージ絵でおなじみ“おおば比呂司記念室”↓
http://www.s-shiryokan.jp/o-ba.htm
へ行きましたよん。
思わず熊柄懐中時計を買っちゃいました。
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サンタのカレー (get_better4uまたは自由人大佐)
2008-05-26 22:00:14
 そんなに有名なんですか!? 勉強不足でごめんなさい‥‥(苦笑)。

 話が逸れていってしまいますが、「おおば比呂司さん」というと、私の両親の郷里・宮城県では笹かまのパッケージイラストでもお馴染みなんです。なぜか食べ物つながりですネ。
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Unknown (北国の人)
2008-05-27 21:34:51
 我が家では「いわし」関係の缶詰がよく食卓に並びます。父が、なぜかいわしに執着しているようです。
 スーパーの特売で買うのもたいがい「いわしの味噌煮」「いわしの味付け」がほとんどで、ここしばらく「さんまのかば焼き」「さばの味噌煮」は買って食べていません。
 
 変わったところでは沖縄名産の「スパム」というコンビーフ(というか、ソーセージかな?)に似た缶詰が個人的に好きです。
 農産関係だと「スイートコーン」「ホワイトアスパラ」をよく使いますが、私はホワイトアスパラの独特な柔らかさが嫌いです。

 スープといえば昔、「札幌グランドホテル」の缶詰の詰め合わせをいただいたことがあるのですが、日頃食べ慣れていないせいかあまり美味しいとは思いませんでした。
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買って食べる缶詰 (get_better4uまたは自由人大佐)
2008-05-27 22:11:35
 そうそう、「買って食べる缶詰」と「お中元などでいただく缶詰」がありますよネ。水産系は圧倒的に「買って食べる缶詰」。

 「スパム」は、ゴーヤチャンプルーで最近我が家でも定番の缶詰です。ハワイではスパムのおにぎりがありますネ。
初めてソーセージの缶詰をお歳暮でいただいた時には、ちょっと気持ち悪い感じがしたことを思い出しました。

 そうそう、水産系だけれど、私のブログ記事には登場しないもの。それは「キャビア」! 嫌いなわけではありませんが、買えるわけがありません。
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こつぶ (yig)
2008-05-31 23:40:38
「懐かしの外人CM」スレで思い出したのですが
「こつぶ」のCMでこんなセリフを思い出しました。

「ニシモトサンノ ホウガ ツブ ミッツ オオイヨ!!」

このセリフの主はマリアンさんです。

ちなみにセリフ中の「ニシモトサン」とは
当時のジャイアンツのピッチャーだった西本聖さんでした。
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マリアン! (get_better4uまたは自由人大佐)
2008-06-01 12:41:04
 懐かしいですネ。彼女は外人? ハーフ? 石坂浩二さんと共演していたドラマが思い出されます。
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かんづめ (南 うなみ)
2008-06-04 22:41:42
いっつもごいんきょ様のところでは楽しいコメント読ませていただいています。私のブログでたまたま缶詰のことを書いたら北国の人さんから自由人大佐さまのブログでも缶詰のこと書いてたよとカキコいただいたのでのぞきにうかがいました。
昭和の子供はお中元、お歳暮、お見舞いと缶詰に触れる機会が多かったですね。TBしようかと思ったのですが悩んじゃいましてカキコしています。よかったら缶詰のことも何度か書いていますのでブログに遊びに来てくださいね。「食の昭和遺産」という括りのところにあります。ごいんきょ様のところにURLはあると思います。
サンタのカレー缶詰、タヒチアンカレーと双璧の缶カレーでしたね。関西地区では長く笑福亭鶴光兄様のお弟子さんの学光さんがCMをやっておられました。
SSKのプリンゼ、やっぱり桜田淳子ちゃんのCMソングを歌いたくなりますね。うなみのところでは学校給食のデザートにちょくちょく出ていました。黄桃やみかんの入った固いババロア風のブリンとしたものでした。味は微妙~でしたね。
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南うなみさん、いらっしゃいませ (get_better4uまたは自由人大佐)
2008-06-06 20:25:08
 「私的昭和テレビ大全集」ではごいんきょさんのノリについつい悪ふざけをしているので、ここでは少し口調が違うかもしれませんが、気になさらないでくださいネ。

 先のコメントにも書いたのですが、サンタのカレーの缶詰もプリンゼも食べたことがないので、気の利いたことが書けず心苦しいばかりです(苦笑)。

 貴ブログを拝見しました。うなみさんって女性!? 特撮も行けるのですネ。関西の方が特撮ヒーローには熱い方が多く、そのジャンルの記事も楽しみにしております。
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