ライオン バターボール （昭和10年発売）

　100円ショップなどでバターボールは見かけても、「ライオネス・コーヒーキャンディー」は見かけても、篠崎製菓（現・ライオン菓子）のバターボールは見かけませんネェ‥‥。
私は出かけた先でお菓子屋さんやスーパーなどを見つけると、必ず入って菓子売り場をチェックしていたのですが、これまで出会うことは全くありませんでした。御徒町の菓子問屋にはあるにはありましたが、１kg入りの大量販売だったり‥‥（問屋なのであたりまえ^^;）。

　どこで小売されてるんだぁ～～!?

　というわけで、ネットでの通販に頼って入手しました。これと、近日中にアップ予定のお菓子と合計で280円を、送料と代引手数料込みで1300円‥‥。送料の方が高くつきました（←バカ）。

　味は昔ながらのバターボールのまま。のちに「明治チェルシー　バタースカッチ」が登場して感動しましたが、このバターボールはちょっと香料がきついです。私はこれが苦手だったことを、今回入手して思い出しました。実際に口に入れるまでは忘れていたのです‥‥（←バカ）。思い出は美化されるものですネ。
北海道やマザー牧場で売られている「バター飴」の方が好きなんです。
　このキャンディー、昭和10年に発売されたんですネ。戦前ですヨ！　当時の日本としては画期的な風味だったのだと想像します。

　形も、真ん中が少し凹んだ、ヘモグロビンのような形のまま。舌触りは滑らかです。

　ねじり包装のビニールは昔ながらの黄色いビニールに赤の印刷。でも、たしか昔は網目のような模様が入っていたような記憶があります。


　送料をかけて入手しましたが、あまり好きじゃなかったことを思い出してショックを受けています‥‥。減りが遅いんだろうなぁ‥‥。
あ、そうそう、このバターボールってすぐに融けてしまって、表面のその融けた部分の歯触りが嫌いだったことも思い出しました。これを買ったのは失敗だったかも‥‥^^;