Le cheval noir

全然更新できてない…orz

1番人気はいらない、1着が欲しい(英・エクリプスS)

2007年07月13日 02時26分13秒 | horse racing in the world
と言ったのはサニーブライアンに乗っていた大西騎手でしたが
今日は別に彼らの話をするわけではありません。

エクリプスSで戦前に注目されていたのは英ダービー馬のAuthorizedと種牡馬から復帰したGeorge Washingtonでした。
私もダービーであれだけ圧勝したAuthorizedはどんだけ強いんやろうとワクワクしながらレース結果を待ったものです(ルメさんのいないG1は精神的にも易しくていいですね)
な の で 、結果を知った時にはビックリ仰天しました。


勝ったのは前出の2頭のどちらでもなく、3番人気のNotnowcatoでした。
乗っていたのはライアン・ムーア騎手。23歳のイギリス人騎手です。彼は昨年180勝を上げ、2位のデットーリ騎手に49勝の大差をつけ史上2番目に若いリーディングジョッキーとなりましたが、今年は肘を骨折して出遅れ、5月に復帰したばかりでした。

何も言わずにレースを観て下さい。黄色と黒の勝負服の人馬の最後の直線に注目。
これが彼らの作戦勝ちでないなら何なのでしょうか。

ただ一頭、無人の野を駆けるNotnowcato@ムーア騎手。
他の馬達が皆(ある意味当たり前だが)内ラチ沿いを走るなかでのこの行動には度肝を抜かれました。これが本当の「外ラチに向かって走れ!」ですね。


ゴール後も内の方を何度もチラチラ振り返るムーア騎手。

「レース前にトラックを歩いてみて、スタンドサイド(外ラチの方)を通ることを決めたんだ。ここしかないってね。
他に誰も来ないから驚いたよ!何頭かは付いてくるんじゃないかと思ってたから。ゴールした瞬間は勝ちを確信できなかったね。変なアングルだったんじゃないかな(笑)勝ったかもしれないとは思っていたけど、1馬身半も後続を離していたなんてビックリだよ!!!」


3着だったGeorge Washingtonは復帰2戦目ですし、Authorizedは少なくとも内にいた馬には負けていないわけでそう悲観する内容でもない模様。次はキングジョージになるんでしょうか?楽しみですね。

とにかく今年のエクリプスSにはビックリさせられました。
私にとっては2005年の有馬以来の衝撃だったかもしれません。
Notnowcatoとムーア騎手がこれからもコンビを組むのかどうかはわかりませんが、どちらにもこれからは注目です。


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topは師匠から頂いた去年のWSJSでのムーア騎手です。
ありがとうございました。反省してます…

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