Le cheval noir

全然更新できてない…orz

樫の女王へ続く道(4月22日東京フローラS)

2007年04月24日 18時09分55秒 | horse racing in Japan
時はさかのぼり4月8日。この日の阪神6R、パドックでぐるぐるまわるお馬さん達を眺めていると中に一頭美人な子がいることに気付きました。オッズ板を見上げて初めてわかった彼女の名前はミルクトーレル。なんとも可愛らしい名前です。
鞍上はこれまた爽やかでハンサムな松田大作騎手です。
絵になりすぎるほど絵になるこの人馬、レースでもキメてくれました。見事な1着。
ウィナーズサークルでも彼らはキラキラと輝くようでした。
Topの画像がその時のものです。
そんな彼らが中一週で重賞に挑戦。
相手は歴戦の兵…とまでは言いませんが強くなるのは必至。

そして、このレースにはある馬の忘れ形見である一頭の女の子が出走を予定していました。
彼女の名前はベッラレイア。

そう、あのナリタトップロードの産駒です。
種牡馬入りからわずか数年で急逝してしまった彼。残された子供達はそう多くありません。
そんな中出てきたベッラレイア。
桜花賞はフラワーCの除外もあり出走が叶わなかったことですしここは…!


どちらかなんて私には選べない、どちらにも勝って欲しい。
それが無理ならどちらも3着以内に入ってオークスに…!

贅沢でワガママな私の願いは惜しくも届きませんでした。
ベッラレイアは大外一気でハナ差でミンティエアーを捕らえ1着に。
亡き父に捧げる初めての重賞制覇となりました。
文句のつけようのない強い競馬でした。
もう一頭の私の心の◎であるミルクトーレルは惜しくも4着…。
道中かかっているように見えた場面もありましたし、人気のことを考えると十分な健闘だと人は言うかもしれません。
でもこのレースはただのレースじゃない。
たった一つの着順の差で一頭の馬のその後を大きく揺さぶってしまうケースもあるのです。大事なオークスに向けてのトライアル。
数え切れない程の牝馬の中で大一番、樫の女王になるための資格を得ることが出来るのはたったの18頭。出走することすら容易ではありません。
まだ抽選という道が残っているかもしれませんが…トーレル陣営にとっては悔やんでも悔やみきれないレースになったと思います。
毎年、こんなふうに勝利の栄光の陰で涙をのんでいる人達がいることを忘れてはいけないと思います。
本番に駒を進めた人馬には出走の叶わなかった人馬の夢も背負って走って欲しいです。

今回優先出走権をとることの出来たベッラレイア、ミンティエアー、イクスキューズ、本番のオークスで他の女の子達に負けない、恥じない競馬をしてきてね!

にほんブログ村 競馬ブログへ

-----------------------

土曜の端午Sに、某雑誌の写真を見て一目ぼれしたマコトスパルビエロが出走を予定しているようです。午前中は授業がありますが会いに行くよ!で、「スパルビエロ」ってなんて意味?とずっと思っていたのですがイタリア語で「灰色の鷹」だそうです。か、かっこいい~☆

ちなみにミルクトーレルは…JRAのデータベースによると「ミルクがとれる。子供じゃないよ」
…………いいですか?
つっこんでいいですか?

なんですかその意味!色々想像してた私の夢を返して~(涙)

------------------------

プチ事典ちょっとだけ内容が増えました。本邦初公開の情報も?

最新の画像もっと見る

post a comment

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。