蜘蛛網飛行日誌

夢中説夢。夢の中で夢を説く。夢が空で空が現実ならばただ現実の中で現実を語っているだけ。

オサラギ

2005年11月28日 06時09分57秒 | 彷徉
「大仏」をなぜ「おさらぎ」と読むかは、語源学者たちにも今のところよく判っていないらしい。そもそもこの語源学に素人は深入りしてはいけない。泥沼にはまり込むからだ。わたしはなにも素人は絶対語源学に首を突っ込んではいけないといっているわけではない。そうではなくて深入りがいけないといっているだけなのだ。この学問分野は論理的につめて証拠を提出するのが難しい。そこに考古学のように素人の出てくる余地もあるわけだが、結局思い入れと、思い込みが幅を利かす凡そ非科学的な分野、反証可能性の限りなく少ない世界でしかないようにも思われる。

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